2007年 12月 17日 |
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倉敷チボリ公園問題 結論持ち越し
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倉敷チボリ公園を運営するチボリ・ジャパン社の取締役会が17日、岡山市で開かれました。公園の存続を巡って議論は紛糾し、今後の公園運営の結論は持ち越しとなりました。取締役会には岡山県の石井知事や地元財界の関係者など10人の取締役が出席しました。会議は非公開で行われましたが、石井知事は公園の経営が厳しい状態にあるとして、大阪の繊維メーカー、クラボウに公園の土地を返し、「現在の施設をできるだけ残して開発してもらいたい」という考えを説明したということです。また、チボリの名称使用を巡る本家デンマーク側との交渉が不調に終わったことも説明されました。これに対し、一部の役員から、「公園を残す方向で最後まで議論すべき」という声があがり、会議は紛糾しました。結局、結論は持ち越しとなり、石井知事が表明していた年内に公園の方向性を示すことは難しくなりました。チボリ・ジャパン社では来月の早い時期に改めて取締役会を開いて、議論する方針です。
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岡山県でタクシー値上げ 倉敷は2重運賃
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17日、岡山県内一部の地域でタクシーの初乗り運賃が50円値上げされました。倉敷地区ではタクシー会社の足並みがそろわず、2つの運賃体系が混在する事態になっています。倉敷地区では地区内に本社を置くタクシー会社が値上げに踏み切り、岡山市に本社を置く会社が値上げを見送りました。このため、地区を走るタクシーの内、6割が小型初乗り1キロで450円、4割がこれまで通りの400円になっています。運賃値上げを巡っては岡山県内177のタクシー会社の内、100社以上が値上げを申請し、台数で7割を超えたため初乗り運賃を最大50円値上げするなどの改定が先月、公示されていました。しかし、今月に入り岡山市内に本社を置く大手タクシー会社が安い運賃のタクシーに客が流れるのを恐れて、相次いで、申請を取り下げるなど、混乱が続いていました。
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四国遍路の世界遺産登録へ今月20日再提案
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四国88ヵ所霊場と遍路道の世界遺産登録を目指し、香川県などの四国4県は今月20日、文化庁に対し、改めて提案書を提出することになりました。四国遍路の世界遺産への登録は去年も四国4県共同で要望しましたが、歴史的価値や登録の範囲があいまいだったことなどから、候補から外れ、継続審査になりました。今回の提案では88ヵ所の全ての寺院で国の史跡の指定を目指すとともに全長約1400キロに及ぶ遍路道も文化財保護法などにより、町並みや景観を保護する措置が取られます。また、提案者には四国4県のほか、関係する58の市町村も加わります。世界遺産登録への提案は今月20日、4県の知事が文化庁に提出する予定で、審議の結果は来年夏頃に出る見込みです。
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パトカーに追突した男を公務執行妨害で逮捕
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17日未明、真庭市で乗用車を運転してパトカーを追いかけ、追突した男が公務執行妨害などの現行犯で警察に逮捕されました。逮捕されたのは真庭市生まれで住所不定の自称造園業、難波恵爾容疑者(50)です。警察の調べによりますと、難波容疑者は17日午前0時40分頃、真庭市久世の空き地に停めた軽乗用車の中で、交際中の34歳の女性と別れ話などから口論になりました。女性がパトカーで巡回中の警察官に助けを求め、保護した警察官がパトカーを発進させたところ、難波容疑者は軽乗用車で数十メートル追いかけてパトカーに追突し、後部バンパーなどを壊したものです。女性と警察官にケガはありませんでした。調べに対し難波容疑者は「女性を連れて行かれたので腹が立った」と供述しているということです。
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飲酒運転であて逃げの元巡査長に有罪判決
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飲酒運転の車で当て逃げしたとして、道路交通法違反の罪に問われている香川県警の元巡査に対し、高松地裁は17日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。判決を受けたのは香川県警の元巡査で高松市の無職、城島一典被告(23)です。判決によりますと城島被告は今年9月30日の早朝、高松市の飲食店で酒を飲んだ後、車を運転して帰宅中、高松市木太町で乗用車と接触し、そのまま逃走したものです。高松地裁で開かれたきょうの判決公判で東崎賢治裁判官は「警察官への信頼を失墜させた責任は重いが、本人も深く反省し、懲戒免職となるなど社会的制裁も受けている」として、懲役1年の求刑に対し、懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
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阪神入団発表で関西高校・森田選手が抱負
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プロ野球阪神タイガースの入団発表が17日行われ、岡山市の関西高校から入団した森田一成選手が抱負を語りました。大阪市内のホテルで行われた阪神の入団発表には、新人選手7人がそろい、関西高校の森田一成選手も意気込みを語りました。森田選手は身長185センチの恵まれた体格を生かした長打力が持ち味で、3季連続で甲子園出場も果たしています。10月の高校生ドラフトでは阪神から3巡目で指名を受けました。森田選手は、来月上旬、合同自主トレに参加し、プロとしての第一歩を踏み出すことになります。
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鳥インフルエンザで岡山県と市町村防疫協定
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鳥インフルエンザが発生した場合、協力して感染拡大を防ぐ協定を岡山県と県内全ての市町村が17日、結びました。締結式には岡山県の石井知事と県内の27市町村を代表して、真庭市の井手市長、吉備中央町の重森町長が出席し、それぞれ、協定書に署名しました。協定では鳥インフルエンザの発生が確認された場合、市町村は県に迅速な通報を行うこと。また、県が鶏の処分を行い、市町村は必要な人材や施設を提供することなどを申し合わせています。鳥インフルエンザの感染拡大防止で県と県内全ての市町村が協定を結んだのは全国で初めてです。岡山県では今年1月、高梁市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生し、約1万2千羽の鶏が処分されました。
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