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heartbreaking.

December 17(Mon), 2007

[]子供の泣き声が、別人の俺を突き動かすんだ… 俺は俺以外の誰かの衝動を止める事は出来ない

デパートの婦人服コーナーで物色していると、

ギャー…ンギャー… ギャーァァァ…

嗚呼、またか… この声の元凶は何処に居るんだ?俺は俺以外の誰かに突き動かされるように声の元凶を探し、二人の小さな子供にたどり着いた。ギャーァァァ… ゥギャーァァァァ… キャー… … フロア一帯に響く騒音の元凶はたった二人の小さな子供だった。転びながら追いかけっこをしている。そして少し離れた場所で若い二人の母親が我関せずで服を物色していた。…お前の餓鬼をどうにかしろ。俺のように虐待被害者で子供の泣き声で死にたくなる大人も居るんだ。

ゥギャー… ギャー… やめろ、この泣き声は俺じゃねえ、俺じゃないんだ!何でこれを注意しない?俺を殺す気か!?ぶっ… 殺してやる…!殺してやる… ふ、ふざけんな!ぐぇぇ、ぁぁああ、コ、ゴロス、ゴロス… 俺はもう周囲の何も目に入らなくなっていた、目の前の子供と主婦を除いては何も…

俺のすべては俺以外の誰かに乗っ取られていた。二人の主婦を静かに尾行し、いつの間にかすぐ背後に来ていた。ここまで俺を歩かせたのは俺じゃない… 俺以外の誰かだ。二人の主婦はようやく子供を抱き上げたがもう遅いんだよ… 息がかかる至近距離から今にも右の拳が女の後頭部に炸裂する寸前の怒りを、近くにあった何かの板を殴ることで何とか押さえ込んだ。

だが俺がその気になれば、子供の頭を掴んで床に叩きつけて殺すことだって出来るんだ… 狂った母親の首もついでに刃でかっきってくれようか… ふざけんな… ふざけんなよ…

だが子供に罪はない。産んだ母親が悪い。死ぬべきは、うるさい子供を少しも注意しなかった母親のほうだ。俺は、子供時代に大人に押さえつけられて死ぬほどの痛みを与えられた苦しみを知っている、だから子供を痛めつけてはならないことだけは解っている… 悪いのは大人なんだよ。


人間そう簡単には変われない。俺はやはり子連れの女を許すことは出来ない…

俺に必要なのは精神科の薬ではない。この怒りに燃え滾る心に唯一、安寧を齎してくれるのは切れ味のいい刃だけだ。いつでもお前の喉笛かっきってやれるんだ… という安心感が必要なんだ。

俺は獣のように、男のような低音で絶叫しながら、目に映る子連れの女すべてに呪いの言葉を吐きながら… デパートからようやく脱出した。…嗚呼、今日も殺さずに済んだ。年末だからかな、今日のデパートは四方八方が子連れの女で埋め尽くされていて、何処が少子化や!ふざけんな!って最悪な気分だった。このデパートにはもう二度と来ない。

何で俺がここまで追い詰められて逃げまくらなければならないんだ俺の居場所は何処にある?俺の居場所を奪うなよ!

あと、デパートの子連れの主婦見るとほとんどが「ママ」なんだよな… お前は日本人じゃないのか。いつから外人になったんだ?日本人なら「お母さん」と言えよ。自分のことを「ママがね」とか言ってやがる… ケッ、反吐が出るぜ。お前のツラが「ママ」ってツラかよ。どう見ても日本人だろが。なぁにがママじゃ、おめえは日本人じゃねえのか?


あー、すまねえ、俺だって毎日極限まで抑えるよう努力はしている。主婦の皆さんの気分害したら悪いけど、こんな女も居るって事を頭の片隅でもいいから入れておいてくれよな。つーか子供の泣き声だけは勘弁してくれ… 俺が何をしたってんだよ!?何で他人の糞餓鬼の悲鳴を無条件で受け入れなきゃならんのだ… せめて他人に迷惑をかけない努力はして欲しいな… 努力の姿勢が伺える主婦には俺も何も言いはしねえんだよ。あまりにも目に余る主婦が多いからな…

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