2007年12月12日
株式会社オリエンタルランド
12月9日発生の東京ディズニーランドのアトラクション停止原因について
12月9日18時10分ごろ、東京ディズニーランドで発生いたしましたアトラクション停止について、社内調査ならびに関連業者からの報告により、原因が特定できましたのでお知らせいたします。
【事実関係】
発生日時:12月9日(日) 18時10分頃
発生場所:東京ディズニーランド
停止施設:アトラクション26施設(全41アトラクション)
※本件に伴う怪我人等の報告は現在のところございません
【アトラクションの停止原因】
新たに稼動した変電所において据付時に配線ミスがあり、それが原因で変電所内の安全装置が作動し、当該変電所から電力供給を受けている圧縮空気製造装置への送電が自動的に停止いたしました。
その結果、電力供給を受けられない圧縮空気製造装置は停止し、アトラクションに供給すべき圧縮空気の圧力が徐々に低下したため、圧縮空気を使用しているアトラクションが段階的に停止いたしました。
◆アトラクションのブレーキ、オーディオ・アニマトロニクスの一部は、圧縮空気により制御されています。
◆停止した26のアトラクションについては、圧縮空気の供給量の低下からアトラクション内の安全装置が作動し自動停止させたアトラクションと、圧縮空気の供給量の低下によりアニメーションが作動しなくなりショー効果が低下することから運営を停止させたアトラクションに分かれます。
【配線ミスが発生した原因】
当該変電所に使われている制御装置の端子台への配線作業中に、関連業者の担当者が単純なミスにより間違えた配線をしてしまったもの。
【今後の対策】
変電所の配線ミスについては、関連業者による施工時の作業ミスであり、今後このようなことのないよう厳重な指導ならびに改善策を講じてまいります。
今回のアトラクション停止により、当日ご来園いただいたゲストの皆さまには多大なるご迷惑とご心配をお掛けいたしましたことを、あらためて深くお詫び申し上げます。
以 上
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