異常行動137人もタミフルの影響不明 全医療機関調査2007年12月16日 飛び降りなど重度の異常行動を起こしたインフルエンザ患者(30歳未満)が昨季137人いたことが16日、全医療機関を対象にした厚生労働省の初の調査で分かった。約6割は治療薬「タミフル」を服用していたが、別の薬を飲んだ患者にも異常行動がみられ、同省は「この調査だけではタミフルと異常行動の因果関係は判定できない」としている。 06〜07年の流行期に「制止しなければ生命に影響する異常行動」が起きた事例の報告を求めた。行動別(複数回答)では「突然走り出す」(62人)や「おびえ」(30人)が多く、「飛び降り」は14人。年代別では10歳未満が約4割、10代が5割超。厚労省が10代へのタミフル使用を制限した3月21日以降も、10代の異常行動が18人報告された。 また、今季はタミフル服用後で3人、別の治療薬リレンザ服用後で2人の異常行動が厚労省に報告された。 健康
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