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K‐1:崔洪万、大晦日にヒョードルと対戦へ

崔洪万
 崔洪万(チェ・ホンマン)=27=が、エメリヤーエンコ・ヒョードル(31)と対戦する。

 12月31日に行われる「やれんのか!」がその舞台。「やれんのか!」は、最近K-1と協力関係を結んだ旧PRIDE側が、解体された自らのプライドを称えるために行う今年最後の大会。

 K-1は13日の会見で、「崔洪万とヒョードルの対戦が確定した」と発表した。しかしファイトマネーは明かさなかった。対戦方式はグラウンド技術を認める総合格闘技(MMA)方式となる。

 紆余曲折の多い対戦だ。崔洪万の代理人パク・ユヒョン氏は12日、本紙とのインタビューで、「崔洪万とヒョードルが対戦する可能性は低い」と話していた。

 崔洪万からすると、総合格闘技のルールでヒョードルと対戦するのは負担であり、またファイトマネーも本人の希望額と開きがあったからだ。

 また格闘技界では、「崔洪万ではなく、セーム・シュルトとの対戦を進めているようだ」とのうわさも流れていた。

エメリヤーエンコ・ヒョードル
 しかし、最近人気低迷が続いているK-1は、両者の対戦の実現に力を注いだ。というのは、視聴率やファンの注目度からして、これほどのビッグマッチはないからだ。

 しかもK-1内部では、旧PRIDEの吸収をめぐって激論が交わされている。K-1側は今大会の成功を見届けた上で吸収を決める方針だ。ここに多くの観客を呼べるヒョードルと崔洪万のビッグマッチを実現させ、その推移を見守りたいとの意図がうかがえる。

 K-1側は崔洪万を説得し、その結果13日に対戦が決まった。

 崔洪万がヒョードルとの対戦でどのような戦いぶりを見せるのか注目される。

リュ・ドンヒョク記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報JNS
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