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2007/12/16

セカンドライフはウンコ

セカンドライフの歩き方 バーチャルワールド・ガイドDVD セカンドライフの歩き方 バーチャルワールド・ガイドDVD
価格:¥ 2,940(税込)
発売日:2007-09-26

馬鹿は死ななきゃ治らない、

        死んだらお釈迦の邪魔になる
、という言葉があるわけだ。関東遊侠伝だったか清水の次郎長だったか、浪花節の一節なんだが、馬鹿といえば、森の石松だな。で、ああいう馬鹿はまだ可愛げがあるが、欲得ずくの馬鹿は可愛くない。で、例によってセカンドライフ(爆 なんだが、ITmediaNewsというサイトでSecond Life“不”人気、7つの理由という記事が掲載されているわけだ。まぁ、3月の記事なので新しいネタではないんだが、それに対して必死に反論している人がいて笑えるので紹介してみる。まず、
(1)始めるまでの手続きが面倒という批判に対しては、

面倒であるのは事実だが、全てのソフトウェアは起動・開始は面倒。この程度の事でsecond lifeをビジネス目的で活用しよとしているのに、止める経営者はいない。さらに、これで中止する程度の企業なら、どんなビジネスでも失敗する。

なんかねぇ、ビジネスで活用しようとしているのは、ネタを提供する側だけでしょ? 一般人は遊べればいいだけで、ビジネスなんか考えてない。なので、結果、誰かカネを落としてくれないか、と、ゲスな金銭欲で眼を血走らせたヤツばかりが待ちかまえる、歌舞伎町の如き空間になるというわけだな。で、

(5)何をするのにもお金がかかるという批判が出るんだが、

これは同感だが、1回の使用金額は微々たるもの。
second lifeを楽しもうと思っている人は、この程度の微々たる「費用」など、もともと費用などと思わない。

と反論しているわけだ。まぁ、これに対しても、「じゃあ、強制的にカネを取り立てるNHK以外の有料TVはどの程度、普及しているの?」と聞けば十分だろう。インターネットでも有料サイトというのはあるが、会員1万人も集めれば大成功なんだよね。基本的にどこでも無料なので、カネを取った瞬間に来客は1/10に減る。おいらのサイトは「公称10万人」なんだが、たとえわずかでもカネを取ったら1万人も集まらない。当たり前だ。しかも、カネを払った上で
(6)右も左も広告だらけと来ては、ナニをか言わんやw で、

CNET Japanでも、IT mediaでも、みればわかるが広告はある。
second lifeだけを、そのような見方をするのは不思議。
さらに、逆の発想や見方が必要。企業の広告があるという事は、それだけ将来性がある「証」である。
魅力があるメディアは「自然」と広告のスペース場所になるものだ。

日本のインターネットでもっとも人気の高いサイトである2ちゃんねるを見ると、出会い系とか、屑みたいな広告しか出てないわけだ。何故か? 
ネットでは味噌も糞も等価なので、企業が何億円も投じて宣伝しても、ブツがウンコなら一瞬でアンチの書き込みが氾濫して広告効果を台無しにしてしまう。なので、マトモな企業は2ちゃんねるなんぞに広告は出さない。だから、最近のユーザーはまず、2ちゃんねるで商品の評判を調べてから買いに行くというのが基本だな。で、次に(2)要求PCスペックが高いという件なんだが、

second lifeは「初心者お断り市場」なのだ。つまり、高いPCスペックがある人を呼び込むバーチャル空間である。低いPCスペックの人は参加資格自体がない。
参加したければ「高いPCスペックを購入しろ!」と言っているのだ。

金持ちだから高いスペックのPCという発想自体が、もう、完全に場違いなわけだ。おいらの知ってる限りの金持ちは全員、買いっぱなしのノートパソコンを使っている。おいらも普段はノートパソコンだ。しかもセカンドライフの場合は「PCの要求スペックが高い」ので「重い」だけではなく、「サーバー側が能力不足で遅い」のだ。重くて遅いんだから、こらもう、どうしようもない。で、おまけに
(3)操作が難しすぎるという批判も出ている。これに対しては

操作が難しいのではなく、慣れていない。
慣れれば簡単である。
10時間程度の勉強でsecond lifeを「修得」しようとするのが無理。その発想自体が間違いだ。ビジネスとして成功させるためには最低でも数ヶ月・数年を要する。その程度の持続性と根性が必要。

だから、ビジネスとして何年もかけて技術を習得しようという人だけでは、市場は成り立たないわけだw 気軽にホイホイと食いついてくれる鴨がいて始めて、カネが落ちる。この人、必死に「ビジネスとして成功するためには障害を乗り越えろ」と主張しているんだが、それはネタを提供する側の問題であって、一般ユーザーの問題ではない。で、セカンドライフの問題点というのは、
カモになるべき一般ユーザーに途方もない努力が必要というところにあるわけだな。

さて、まだまだ批判はある。過疎化してどこに行っても限界集落化してしまったセカンドライフなんだが、
(7)人気の場所はエロかギャンブルというんだが、

「でたー!!!」
大違い!
今回の取材で一番のミスですね。
second lifeで一番の人気場所は「仲間がいる場所」です。
このため、一生懸命に挨拶をします。
「こんにちは」「こんばんは」「ありがとうございます」「おやすみなさい」
34歳になる独身のおっさんが夜中に、チャットで打ち込む。
気味が悪い。
しかし、このような「小さな努力」を継続的にしないと、second lifeでのビジネスは成功しない。

だからあ、何度も言ってるように、一般ユーザーにとっては「ビジネス」じゃないわけだ。ネットを徘徊する連中というのは、知らないヤツに挨拶なんかしたくないからネットやってるわけで、あっちでもこっちでもせっせと挨拶して歩くくらいだったら居酒屋でオダあげてる方がマシだ。で、最終的な結論としては、だ、
(4)何をしてよいかわからないという話になってくるんだが、

このような人はsecond lifeには向いていない。
「何だ!このバーチャル空間は!」
と悶々と思いながら数週間を過ごす。
何をしていよいかわからないもどかしさ。
そこから「抜け出したい!」
だから、抜け出した時の開放感と達成感は、かなり心地よい。

まぁ、アレだ、早く抜け出して、回線切って、LANケーブルで首釣って死んでください、という感じなんだが、AmazonリンクのDVD案内見ても判るように、今ごろになってもまだ、セカンドライフの入門なんぞ出たりしているわけだ。実に、欲の深い馬鹿ほど始末の悪いモノはない。

で、最後に問題のサイトのコメント欄から。



お仕事とはいえ、提灯記事を書くのはさぞ大変でしょう。
心中お察しいたします。

ttttttt on 2007/12/16

「初心者向けのオモチャ」が「初心者お断り」では人が来るわけ無いな。セカンドライフが流行らない理由がよく分かりました。

こんおく on 2007/12/16

「モノ(セカンドライフ)はいい。ユーザーがついてきてないだけ。」
という言い分は、PS3でぶっこけたソニーの姿とダブります。
こういう人は勘違いを続けて、一回ぶっこけるまで勘違いが続くのでしょう。

蓬餅 on 2007/12/16

ぶっちゃけいくらもらってこの記事書いたの?

ku on 2007/12/16

お前、バカだろ

反論をまとめるとすごいぞ

・初期が面倒は当たり前。業者は使う
・低スペックお断り
・操作は慣れろ
・何をするか目的が無い人には向かない
・金はかかる
・広告が多いのは当たり前
・仲間を作れないやつは自業自得

こんなんで誰がいくんだよ
お前の言い分だと、どんなんが客層なんだよ

金を持ってて、PCスペックが高くて、広告を気にせず、初めての使用で面倒も気にせず、操作性も慣れるまで我慢して、人もいないのにやる事を自ら見つけ、仲間を探せる人間が対象か?

バカじゃねーの、お前

業者にしてもこの状態で広告業者が手を引かないと思ってるのか?

Vipからきますた on 2007/12/15


>どうみても平均時給1000円以上の方がほとんどだろう。
地方の人間に喧嘩売ってんのか!

こんな人が経営だの語る日本って
終わってる・・・・
キモス

はぁ? on 2007/10/28

「広告がある」から「可能性がある」んじゃなくて、
「可能性がある」から「広告がある」んだよね。

貴方のようなベンチャー企業でWeb2.0に明るい人たちだけでSLが回るのかな?
金金銭銭と目が血走った人たちがゴミを並べた、誰も訪れない個人商店だけが延々並んでいる・・・そんな未来しか見えませんがねぇ

あぼんぼん on 2007/10/01

second lifeには興味がありましたから、
まずは情報を手当たり次第に探っていたところでした。
貴方の記事を見て、second lifeは初心者が
気軽に参加できない、参加してはいけない場所だと思い知らされました。
私は、ちょっとこの世界を体験してみたかっただけで、
高度なPCスペックも、ビジネスへの高い参画意識も
操作を知ったり目的を見出すことに対する努力も根性もありませんから…。
私のようなユーザは貴方から見れば参加資格は無いのでしょうが、
それでいいですよ。もう。

すごいな on 2007/07/31

コメント

で、電通はいくらくらい金をドブに捨てたのですか?
このまま会社が傾くくらい捨て続けて欲しいものです。

1SIM(島、要するにサーバ)で256m×256mの広い空間に
最高に集めても50人という限界がある。
しかも、50人も集めれば不安定きわまりなくサーバがおちちゃうw

MAXでも過疎じゃんね。
そんな商業空間が現実世界にあるかい?

セカンドライフ?

セカンドネームが「電痛泡踊り」ってことで(w

壱ぬ~けた!と言う企業が出たら雪崩現象必至だな。
そろそろIT音痴の上層部でも、この手の記事をプリントアウトした束をみている時期かな。


実際、アメリカでは企業撤退が始まってます。

個人的に楽しむ空間ですからSLは。
儲かってるのは、胴元のリンデンだけかな?

ぶっちゃけ、遊ぶだけならMMOが腐るほどあるしな・・・
ひらきなおってカジノOKにしたらまた別なんだろうが・・・

セカンドライフって、少し前の「IP電話サーバーに投資の近未来通信」っていうのとなんとなく似通ったにおいがします。

ネトゲブームも黎明期を迎えんとする、この時期に
誰よりも送れて登場したのが、電通会心の作『セカンドライフ』であった。

先の15年余り、UOやEQやROは、世界中にプレイヤーを獲得し、
マスコミの及ばないところで、大きな需要と金を生んだ。
と、同時に
世界中に、人生を台無しにした『ネトゲ廃人』を、大量に発生させたのである。

電通は、利益率90%を超えると言われるネトゲに注目。
今だ電通が開拓してないネットの世界を、新たなビジネスのフロンティアとし
新たなネットビジネスを模索し始めた。

しかし今や、UO・RO・EQに代わる、次世代のネトゲか求められていた。
無料ネトゲが乱立し、プレイヤーの切り取りに戦国時代の様相を見せるに至った。

電通は、先のネトゲを徹底的に調査研究し、
その最も大きな欠点である『廃人を生む』事を克服したのである。
「これなら絶対、10分で飽きるだろう」開発チームは自信を深めた。
「これなら社会問題化しない。いける!」役員の誰もがそう思った。

うちにもきたなーセカンドライフの営業

うちの上層部は社長の「あほか?」の一言であっさり却下w

「広告見て頂くのに、お客様にこんだけ負担かけるの?
脳みそウジでも沸いてるのか?」
↑ほんとにこう言った。

この社長に改めて着いていこうと思いました。

あはははははは、
 ま だ や っ て た ん だ 。

セカンドライフ法案まだあ?
一日一回アクセスしないといけない。

3年前だったか、電通の本社の女キャリアと話す機会があった

俺「韓流をなんて、流行ってないだろ。つまらん流行を作るなよ」
女「流行ってないかどうかは、知りませんが、もはや韓流は既成事実です」
もっと色々話したが、覚えてるのはこの程度

セカンドライフも、同じ理屈で進軍していったんだろうな
しかし、前述したとおり、ネットの世界までは電通の力は及ばない。

だからこそ、ネットの言論統制が早急に必要なんだなw

ネットは一人の天才+αが新しい世界を切り拓いていく舞台

電通には、もはやその天才が社内にも、関係先にも一人もいなかったということだろう。
脳みそウジわく社長の発言ではないが、天才でなくとも本質を見極める人間が電通に一人でもいればセカンドライフなど失敗に終わることはすぐに予見できる。

電通にネット時代の人材が経営層に一人もいない(力を持っていない)ということは、電通はもはや終わった企業ということに他ならない。

あんまり悲惨なんで、少しフォローして挙げようw。SLで人気があったのは・・・・U2の「U2 in SL Virtual Concert in Second Life」だ。

 http://jp.youtube.com/watch?v=Mro9Qzv--k8

 セカンド・ライフのイメージが解り難い人は、リアルSLとして人気のある動画を見ればヨイ。

 http://jp.youtube.com/watch?v=flkgNn50k14


「second lifeの7つの不人気に対する反論」のブロガー;角田和司(つのだかずし)、34歳、川越市在中、有限会社スリーズコム勤務ですか。 後日談が悲惨だったらしいが、同情の余地無しです。

Web2.0って一体なんだ?


電通曰く
顧客から大金を騙し取るキーワード
これでまた儲けられる
SLに投資した10倍は稼がないとね

脳みそウジわくwの社長、いいですね。
ウチの◯◯社長に爪のアカ煎じて飲ませたい。

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