ピアノ常識３９：当日、私の行動の流れは？
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４．特別講座：「挫折」知らずの初演
Ｑ：
結婚式で演奏するといっても、式に出席する目的はあくまで友人を祝うため。仕事として式全体の演奏をするわけではありませんから、通常は共に参列した他の友人達と行動を共にすることになると思います。
でも、自分の出番がいつなのかわからなかったとしたら、次か次かと式の進行ばかりが気になって、せっかくの美味しい食事も喉を通らないことでしょう。あるいは、たとえ事前に知らされていたとしても、花嫁・花婿の写真を撮るので必死になってしまったり、飲み過ぎてしまったりで、演奏するのをすっかり忘れてしまったら？
たとえそんな事態になったとしても、司会者に呼ばれた後の自分の行動がしっかり頭に描かれていれば、慌てることはありません。そこで、演奏するまでの一般的なプロセスを教えてください。
Ａ:
最近は、以前ほど形式どおりの披露宴も減り、必ずこうなる！といったマニュアルはあまり参考になりませんが、いずれにせよ、必ずしておくべきことがあります。
それは、当日本番前の「打ち合わせ」と「試し弾き」です。
最もよいのは、事前に新婦新郎を通して、当日の打ち合わせと試し弾きの時間の予約をしておくことです。
会場側も司会者も、プロでない演奏の余興が入っている場合、こうした打ち合わせや試し弾きに来るであろうことは通常予測しております。だからといって、早めに行って会場で練習してみたいと思ったところで、その旨伝えていないと、まだ楽器が届いていないとか、マイクなどの音響が整っていないとかで弾けないことが多々あります。また１日に何軒もの宴会を受け付けているような会場の場合、あまりに到着が早すぎると、前の宴会が終わっていない場合もあります。
そこで、事前の時間の約束が重要となってくるのです。
さて、当日。
司会者さんに直接お会いして、最初に確認すべき事柄は以下の４つです。
�＿颪料澗里領�れは？その中で、自分の出番はいつ？。
��誰かが迎え（知らせ）に来てくれるのか。迎えや知らせがこない場合、いつまでにピアノそばまで行くべきか。
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続いて
�ゥ團▲里慮�きや �Εぅ垢旅發機� �Г修譴�ら可能であれば本番のときの照明はどの程度のものかを確認させてもらいましょう。
いざ弾こうとしたら、ピアノの向きがちょうど悪くて、照明が目に入って辛いとか、逆に暗すぎて楽譜や鍵盤が見えないとか、イスが低すぎて弾きにくいといったことがないかどうかは、かなり重要な確認事項です。
�キΝГ蓮�当日その楽器を触るのが、プロも含め自分一人ではない場合には、別の演奏者さんにも伝えておかないと、その人の都合で変えられてしまって本番を迎えることがあります。プロの奏者さん、別の余興の奏者さん、といちいち探して伝え歩くのは大変です。司会者、或いは会場の方に伝えておけば、あなたの希望は必ずなんらかの形で覚えておいてもらえるでしょう。
ところでよくあることですが、司会者さんがプロではなく、新郎新婦などの友人など素人さんの場合、そちらも緊張していて細かいことまで覚えていられない場合が多々あります。決して司会者を信用しないということではないのですが、細かい注文は会場の担当者に伝えた方が確実に覚えておいてもらえることと思います。
さあ、ここまでの確認がすんだら試しに弾いてみましょう。
しかし、もうここまでで十分時間を使ってしまっていることと思います。全部通して弾く必要はないでしょう。一番心配なところ、或いは一番緊張するだろう冒頭部分だけ弾いて、鍵盤の固さや音量を確認するにとどめるのがスマートかと思います。
会場内では、ほかにも様々な打ち合わせが行われています。ピアノの大きな音が延々と流れていると、そうした打ち合わせに支障が出るでしょう。勿論、時間に余裕があって、「遠慮なくもっとどうぞ」といわれるときは別ですが。
司会者さん、会場の担当者、音響・照明の担当者さんとも確認ができれば、もうあとはリラックスして本番を待ち構えましょう。ここまで丁寧に準備しておけば、各担当者さんも、あなたの本番を精一杯盛り上げられるよう手を尽くしてくれるはずです。皆さん仕事ですから、いつだってきちんとしてくれるはずですが、やはり一生懸命な人には一生懸命応えてくれるでしょうし、いい加減な人にはつい忘れてしまうこともあるでしょう。人間ですから。
さあ、披露宴が始まりました。
自分の出番をよく考えて、計算して食事をし、お手洗いと化粧直し、着替えを済ませましょう。写真やビデオをきっと撮られるだろうことを忘れずに。そして、あとは先に確認したとおりのタイミングでピアノのそばへ行き、準備をするのです。
さて、打ち合わせもせず、試し弾きもせず、「順番が来たら弾くまでさ」と大きく構えるのをカッコいいと思っているらしい人、特に男性に多いのですが、こうした確認を怠ったらどうなるかな？と一度想像してみて下さい。大きく構えていた手前、失敗すると余計カッコ悪いものです。よく見かけますよ。
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このブログは男性蔑視を基本としているのでしょうか？
最後の一文が非常に不快です。
全世界にこの文章が発信されていることを考えた上で文章を書くべきではないのでしょうか？
本当に不快です。
2007/12/17(月) 午前 0:06 [ frends_birds ]