私のおかんに連れられて劇団四季のミュージカルを3回ほど見に行ったうちの嫁は、すっかり四季のミュージカルを気に入ってしまったらしい。また行きたいらしいが、うちにはそんな余裕がないので、うちのおかんに連れて行って貰えることを願っておくしかない。
うちの嫁やおかんのように、大してミュージカルの素養がない人でも劇団四季にはまる人は多い。それだけ演出に優れていて、よくできているからだろう。これもひとえに、劇団四季を率いる浅利慶太が天才であるからだろう。
だが、天才にありがちなのは、ちやほやされてのぼせ上がり、尊大すぎるプライドばかりを養い、傲慢になってしまうことだ。浅利慶太も例外ではなかったらしい。
数週間前、週刊新潮が浅利慶太の傲慢さ加減を告発する記事を掲載した。浅利慶太は、健康上の理由などから劇団四季の退団を望んでいた看板俳優の石丸幹二を干しているのだという。契約があるため、石丸幹二は劇団四季を退団せずに他の劇団の舞台には出られない。そして、浅利に目を付けられたため、四季の舞台にも出られなくなった。飼い殺しである。
四季には契約解除の申し入れから1年間は劇団に所属しなければならないという決まりがあるらしいが、交通事故の後遺症で調子が悪いらしい石丸を簡単に辞めさせないのは裏があるからだ。
これを報じられたことを受け、石丸のことを「燃え尽きた俳優」と評していた浅利慶太は、四季のホームページに「今の俳優は自分ことをまず先に考える。自分の世代はまず先に劇団のことを考えた」などと石丸を暗に批判するコメントを掲載した。
ファンからの猛烈なブーイングを受け、コメントはすぐにホームページから削除された。
浅利慶太は傲慢が過ぎるためか、これまで何度か劇団四季のファンを怒らせる発言をしてきた。週刊新潮の記事でも書かれていたが、何度も四季のミュージカルを見に来るファンを批判し、「我々は麻薬を作っているわけではない」と斬り捨てた。まるでファンが四季にはまった麻薬中毒者のような言い方をしたのだ。
石丸を始め、所属俳優に対するぞんざいな扱いもファンに受けが悪い。
俳優をいじめ抜き、熱心なファンを小馬鹿にするのが浅利慶太であり、劇団四季であるらしい。
そんな劇団四季がいじめ問題をテーマにしたオリジナルのミュージカルを公演するらしい。今日の夕刊で大きめの記事で取り上げられていた。
所属俳優をいじめている劇団四季が、子供にいじめについてのミュージカルをやるとは片腹痛い。
これは何かの冗談か。それとも、「こうやって下の者をいじめるんだよ」といういじめの手本を見せるミュージカルなのか。
関連ニュース:
- 劇団四季、いじめ問題テーマの全国ツアー (12/15 13:09)
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by 先っちょマン
残忍な宗教