**田舎暮らしのススメ**

一言メッセージ :お待たせしました!!まもなく秋冬の新作をUPします。な・に・が・で・る・か・な!!

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落札者様とのお約束

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製作過程について

私の作品の製作方法をご説明します。
大体の着物はこんな風に作っています。
絵、下手ですみません・・・
私は琴を習っていたので、同じ年代の人より、多くの着物を着る機会がありました。
なので、着物のコアなファンです(笑)。
ヴォークさんのジェニーちゃん本の「着物とゆかた」をそのままコピーしてるのではないか?と思うかたもいるかもしれません。参考にしているのは事実ですが、自分の着物の作り方は自分が着物を「実際に着てみて」、感じたことや、落札者様のクレームをもとに改造しています。その結果ヴォークさんの作り方とほとんどかわらなくなった、というのが本当の答えです。(うそつけ!とか、後付だろ?とか、思う人は以下の文章は読まなくて結構です。時間の無駄ですから他のサイトに行ってください。)現代人がまったく着物を着なくなったのは動きにくいこと(車の運転をしにくいとか)や、保存・管理が大変である、暑苦しい、そしてなにより着物を着ると疲れることが原因ではないかと思います。私は、日本という国はせっかくいいものをもってるんだから、普段から着用できる、そんなカジュアルな着物があればなぁ・・・と思っています。が、なかなか課題は多いものです。なので、「こうすればいいんじゃないか、ああすればいいんじゃないか、」といったご意見、大歓迎です。

イメージ 1
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着物本体のの前後の部分は、多くの人が右側か左側のどちらかの型の取り方をすると思います。
私の知る限り市販の浴衣の作り方が左側です。なぜなら、生地というものはほとんどの場合、植物の自然状態(土から天に向かって植物が生長する様子)を描いているので、右側の型の取り方だとどうしても、
裏が逆さ向いてしまいます。なので、私もこの方法を採用させていただいております。友禅シリーズ(いちばん外がポリエステルのちょっとイイ生地を使った着物)にかんしては、柄が上下しているので、より自然なほうを上向けたり、色の組み合わせで上下を決めています。無地のものは右側のやり方でも問題はないのですが、生地がそのぶん余ってしまうので2・3着まとめて型をとらないと勿体無いです。

イメージ 2
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次に、なぜ最初から襦袢を付けていないのかをご説明します。
上の絵を見てください。
ゲーム・漫画の和服キャラは大体こんな体系をしています。
なぜかおはしょりも入れた状態でこのようなウエストくっきりラインです。
でも、着物を本格的に着付けてこのような体系になることは、どんなにスレンダーでグラマラスなひとでも「無理」です。もともとからだのラインを見せる、肌を見せるのは「はしたない」とされていたため、着物はどうしても体のラインを隠すつくりになっています。
私は、もうすこし、女性らしく、そして「楽に」着せられないだろうか・・・といろいろ試行錯誤を繰り返した結果、あえて襦袢をとってえりあて(うち襟)をつけるのがいちばんなのではないでしょうか・・・?といきついたわけです。外国の方で、着物の着付けを知らない人は特に、オススメだと思います。これだけなら、襦袢をつけて、胴体をグルグル布で巻くよりもずっと着ていて苦しくないと思います。とくに人形は体がプラスチックですから、どうしてもウェストラインを出すのが難しいです。なので、下の写真を参考にしてください。わかりやすくするために帯リボンははずしています。
 イメージ 3
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これが襦袢付き。微妙にウェストがわかります。
 イメージ 4
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これが襦袢なし。ウェストがくっきりしています。

 イメージ 5
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次に、袖の作り方の点について。
手が出るところがチョット見えるのが私は可愛らしいと個人的にそう思うのでこのようなつくりになっています。私の作品は大体オマケに扇子をつけていることが多いので、こんな風にちらっと見えるのが色気があっていいんじゃないかな・・・と思います。

 イメージ 6
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 イメージ 7
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最後に、みやつくちを閉じている理由について。
普通着物には、みやつくちといって、脇のところが開いています。
私の作品はそれをあえて閉じているのは理由があります。
私も浴衣をきるときにやってしまうのですが、袖を通すときにみやつくちが開いていると指と指の間に袖が当たってビリッとやってしまうことがあります。・・・え?それはアンタだけだろ・・・?まぁ、上品に着る人はそうではないかもしれませんが、私なんかは急いで着たり、もともとそそっかしいので破ってしまうことがあります。
以前、みやつくちをあけて出品していたのですが、私の技術が悪いのか、すぐにほつれたり、やぶれたり、お端しょりが入れにくかったり・・・といったクレームがあり、思い切って締めています。
この方法だと襦袢を入れないで着せるときも胸の辺りがもたつかないのでイイかな・・・と思います。

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ああ・・・^^わたしもやってしまいました^^しかも、着付けの先生の浴衣をびりっ・・・と!!「そうゆう運命だったんでしょ・・・」とながしていただけましたが、冷や汗ものでした! 着物の作り方、拝見しました^^好きなので、見ててとても楽しいです^^実際に製作したり、着物を着ておられる事、とても参考になります^^一時期、ミニの浴衣がはやったり、二年前くらいから浴衣を着物風に着こなしたりと、着物の固定観念が変わりつつあるようなので、将来、どうなるのかしら・・・と楽しみ?です^^

2006/7/7(金) 午前 11:21 odorutoraneko

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あ〜、良かった(笑)仲間がいて・・・♪私も、母に3万円で買ってもらったお気に入りの浴衣を破ってしまって超ショックでした。おかげでその年の花火大会は洋服で行く羽目に・・・><。でも、和服は少々太ってもわからないのがいいですよね!!和服ファンにめぐりあえて嬉しいです!!私も自分なりの浴衣・着物を作っていきたいと思います。

2006/7/8(土) 午後 7:46 hyzakpt

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とっても興味深い内容でした。スーパードルフィーって素敵ですね。

2006/7/8(土) 午後 8:10 cdjunko

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純子様、こんばんは!ご訪問ありがとうございます!!私は着物を世界に広めよう!!と意気込んで、こんなことやあんなことをチマチマとやっています。活動拠点はいずれアメリカに移そうと目論んでいます(笑)こんなくだらないブログでよかったらたまにのぞいちゃってくださいね♪

2006/7/8(土) 午後 8:16 hyzakpt

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開設日: 2006/6/18(日)


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