現在位置:asahi.com>社会>事件・事故> 記事

今年の犯罪件数、200万件下回る見込み 10年ぶり

2007年12月14日06時26分

 全国の警察が1〜11月に認知した刑法犯の犯罪件数は約176万件で、このままのペースなら10年ぶりに年間200万件を下回る見込みであることが、警察庁のまとめで分かった。戦後最多だった02年から5年連続の減少。検挙率も2年続けて30%台を維持しそうだ。

 刑法犯の認知件数は、70年代は120万件前後で推移していたが98年に200万件を超え、02年には約285万件までに増加。今年は11月までに176万1993件と前年同期より約13万2000件減った。

 検挙率は11月までで32.2%(前年同期比0.7ポイント増)。6年連続で上昇しているが、60%前後だった80年代に比べるとほど遠い状況だ。

PR情報

この記事の関連情報

このページのトップに戻る