MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

【グローバルインタビュー】日本はミクロネシアの伝統の一部 (4/4ページ)

2007.12.16 11:01
このニュースのトピックスウイークエンド「MSN産経ニュース」
モリ・ミクロネシア連邦大統領 モリ・ミクロネシア連邦大統領 

 −−貴国以外の国には中台への警戒感はないか

 「私個人の見解としては、何が起きるかわからないので、懸念を持ってる。中台間で何か起きればアジアにおける力学を変えるだろうから、どうなるか予見できない。中台が自制を効かせる間は大丈夫だと信じている」

■エマニュエル・マニー・モリ チューク州出身の日系4世。グアム大卒。ミクロネシア開発銀行の検査官を経て、同銀代表兼最高経営責任者(CEO)に就任。ミクロネシア銀行副総裁などを経て1999年に連邦議員に初当選。2007年5月に7代目大統領に選出された。58歳。

■ミクロネシア連邦 フィリピン東方の西太平洋上、東西約3200キロ、南北1200キロの範囲に点在する607の島から成る。総面積702平方キロ、人口約11万人。太平洋・島嶼国地域を文化圏で分けた「ミクロネシア」「メラネシア」「ポリネシア」のうち、「ミクロネシア」圏に、マーシャル諸島共和国、パラオ共和国などとともに属する。ドイツが統治していたが第1次大戦で日本が占領、その後国際連盟により日本の委任統治領とされ、第2次大戦後まで20年以上にわたって日本が統治した。その後、米国占領、国連信託領としての米国統治を経て、1979年の連邦憲法の発効とともに、86年に独立した。

このニュースの写真

モリ・ミクロネシア連邦大統領 
広告
イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2007 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。