15日夜、東京・武蔵野市にある社会保険庁の寮でダンボール箱が燃える不審火がありました。箱の中には灯油の入ったペットボトルが置かれていて、警視庁は放火事件として捜査しています。
15日午後10時ごろ、東京・武蔵野市にある「社会保険庁武蔵野寮」の1階の廊下で火の手が上がっているのを近くに住む男性が見つけ、寮の管理人に知らせました。
燃えていたのは廊下に置かれた段ボール箱で、すぐに火は消し止められましたが、警視庁が調べたところ、ダンボール箱の中には新聞紙のほかに灯油入りのペットボトルが入っていました。
警視庁は、何者かが段ボールを持ち込み放火したものとみて捜査していますが、今年10月には小平市と国分寺市でも灯油の入ったペットボトルが燃える不審火が起きていて、関連についても調べています。(16日11:27)