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2007年3月14日 (水)

2007年3月 第1回

オカルト番組から外される傾向はすでに何度も書きましたが、ここへ来て他のマスメディアからも敬遠され始めています。
すでに『ダカーポ』の連載打ち切りに至る経過は、お話ししました。他の雑誌もいろいろあたりましたが、どこでも
「うちは江原の本が好調なので、江原スピリチュアル批判めいた出版はできない。」
とか、
「うちの関連会社で江原本の企画が進んでいるので、江原批判エッセイは困る。」
とか言われて拒絶されてきました。

これは『宜保愛子』批判の時と大きく違う点です。
当時はテレビはともかく、出版社は喜んで私の批判を採用しました。
ところが今、テレビ以上に出版関係が『江原批判』をためらいます。これは『宜保愛子』と違って江原が数多くの出版をやって、ベストセラーになっているからなのです。

出版社はこれまでテレビのオカルトは嘆かわしいという印象でしたが、どうしてどうして信頼されている出版こそまゆつばものでした。
視聴率一辺倒のテレビを批判してきた出版社が、実は売れ行き一辺倒でした。

『江原スピリチュアル』がいかがわしいことは自明で、必ず馬脚をあらわしますが、その前にこそはっきりと批判しておかなければなりません。
必ず良心的な出版社が現れるでしょう。いま少し、『江原批判本』はお待ちください。

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