静岡県速報−静岡・NHK取材用ヘリ墜落:ANH本社など捜索 機長操縦と事故の関係調査 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071214-00000014-mailo-l22静岡市葵区でオールニッポンヘリコプター(ANH)所属のNHK取材用ヘリが墜落し乗員2人が死傷した事故で、県警は13日、東京都江東区のANH本社など4カ所を家宅捜索した。また墜落前、死亡した小宮義明機長(当時57歳)が緊急時のマニュアルを見ながら操縦したり、不時着を試みた可能性があることが、県警などの調べで分かった。県警などは小宮機長の操縦と事故の関係を詳しく調べる方針だ。
国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会と県警の調べでは、機体後部の「テールローター」(後部回転翼、以下テール)につながる「コントロールロッド」が飛行中に破断した可能性が高いことが判明。
亀山幸代整備士(33)は「神奈川、静岡県境上空を飛んでいた墜落の約20分前に異常があり、マニュアルを見て直そうとした」などと証言している。
国交省によると、マニュアルは事故機を製造したドイツのユーロコプター社が作ったものを基にANHが作成した。故障時の対処方法などが記載されている。
マニュアルでは、テールが故障した場合、まず機体の安定を保つように操縦し、テールが動かなくても機体が安定する70ノット(時速約130キロ)以上の速度で飛行。その後不時着のために適した場所を探し、着陸を試みるよう書かれている。
その次の手順では、着陸に向けて40ノット(時速約75キロ)まで速度を落とすとされている。目撃情報では、墜落前の機体は低速で横滑りするなど不安定な状態で、その後数回転しながら墜落した...
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