NHKの契約しているオールニッポンヘリコプター(東京)所属のヘリコプターが9日、静岡市葵区の遊水池に墜落、男性機長(57)ら2人が死傷した事故で、静岡県警は10日午前、機体や遊水池周辺の現場検証をした。
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会も調査官を派遣。同日午前、本格的な原因究明を始めた。
同日午前10時すぎ、15人前後の捜査員が、前部が大破し遊水池に残っている機体を調べたり、周辺の草むらで部品などの捜索を始めた。
県警の調べでは、事故は9日午前10時55分ごろ発生。機長が死亡、女性整備士(33)が重傷を負った。ヘリは東京から大阪に向かう途中で、給油のため現場近くの静岡ヘリポートに着陸する予定だった。墜落直前、整備士が携帯電話で機体の方向を変えるラダーペダルの不具合を訴えていた。
同社は全日空の関連会社。
※写真=ヘリ墜落現場の検証をする静岡県警の捜査員と国交省航空・鉄道事故調査委員会の調査官ら=10日午前11時11分、静岡市葵区
(共同通信社)
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