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体外受精 母子危険防止の制限

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この方針は15日開かれた学会の理事会で決めました。学会では体外受精で子宮に戻す受精卵を3個以内としていますが、10組に1組が何らかの不妊を抱えると言われるなか、双子や3つ子などを妊娠し、母子ともに危険を伴うケースが多くなっています。このため、学会はさらに厳しく制限することにしたもので、新たな方針では、子宮に戻す受精卵の数は2個以内に限り、できれば1個を目指すとしています。体外受精をめぐっては、ことし3月、不妊治療に取り組む医師で作る日本生殖医学会が、35歳未満は1個、35歳から39歳は2個まで、40歳以上は3個までとする指針をまとめています。日本産科婦人科学会倫理委員会の星合昊委員長は「技術の向上で、子宮に戻す受精卵が少なくても妊娠率は上がっている。体外受精のため早産で生まれる子どもが増えている現状を改善するためにも、子宮に戻す受精卵はできるかぎり1個にしてもらいたい」と話しています。
もどる12月15日 20時56分
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