トップ > 静岡 > 12月14日の記事一覧 > 記事
【静岡】静岡のヘリ墜落 整備長が証言 直前に「機体が180度回転」2007年12月14日 静岡市葵区の調整池にオールニッポンヘリコプター(東京都江東区)のヘリが墜落し機長ら2人が死傷した事故で、重傷を負った整備長の亀山幸代さん(33)が県警の事情聴取に対し、墜落直前の様子について「機体が(水平方向に)180度回転し、その後は全く覚えていない」と証言していることが分かった。 後部回転翼を操作して機体の向きを変えるラダーペダルのうち、機体を左に向ける左ペダルが踏んだままの状態になっていたことも判明。県警や国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、小宮義明機長(57)=死亡=が、右に向いた機体を立て直そうと踏んばった跡とみている。 ヘリは目的地の静岡ヘリポート南西約540メートルの地点で、水平方向に回転し、きりもみ状に墜落した様子が目撃されている。高度は約50メートルで着陸体勢に入っていたとみられる。
|
|