ニュース:事件 RSS feed
【性犯罪撲滅宣言】女性が身を守るには 力の差は大きいということ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:女性
どうすれば性犯罪に遭わずに済むのか。万が一、痴漢や暴漢に襲われたら、どう身を守ればよいのか。
茨城県警教養課では、学校や病院など民間の依頼を受け、護身術を教えている。子供や患者を不審者から守る手段の1つとして、護身術は教職員や看護師らに有効のようだ。
「護身術で最も重要なことは“心構え”。戦わないことが大切です。習ったから強くなるわけではなく、心構えが身を守ることを肝に銘じて」
そう強調するのは、全国大会で例年、優秀な成績を収める県警逮捕術特練部監督で、同課の大久保隆・術科係長。大久保係長に教わり、基本的な護身術に挑戦した。
大久保係長によると、護身術のポイントは次の4つ。
(1)危険な場所に近寄らない 人通りの少ない道、人目につかない暗い場所など危ない所には行かない。避けられない場合はタクシーに乗る。
(2)物品に対する執着心を捨てる たとえ高級ブランドのバッグをひったくられそうになっても、下手に抵抗しない。
(3)他の協力を求める どうしても人気(ひとけ)のない道を歩かなければならないなら、男性が通りかかるタイミングを待つなどして1人にならないように。
(4)臆病(おくびょう)になれ 「護身術を習ったから強くなった」と思うことが一番いけないこと。女性は男性との力の差が大きいことを認識して。