2007/12/14 20:32
公的年金の運用は危ないか?へのお答え。 分類なし
大西 宏さんからトラックバック年金の運用が危ない?脅かさないでね大前さん を頂いて、『(公的)年金の運用について評価をする知識を持ちあわしていませんが、サブプライム問題の間接的な影響はあっても、直撃を受けることはないのじゃないかと感じるのですが、どうなんでしょうか。』とのお問い合わせがあったので、ちょっとだけマニアックになるかと思いますが、取り急ぎ、ご返事。
ここ数年だけで、『公的年金の運用のあり方』がメディアで取り扱われるたびに、古くは、私たちの収めた国民年金や厚生年金が各種保養所や箱物に化けていたことが明かになると、それまで公的年金を運用していた公的年金運用機関である殊法人『年金福祉事業団』は、表向きは解散しました。そして、名前だけ新しく特殊法人『年金資金運用基金』と変えていました。そして、旧『年金福祉事業団』の職員は、新しい特殊法人『年金資金運用基金』へと横滑り。当時の『年金資金運用基金』の運用する金額は、総額180兆円前後だったと記憶しています。
平成17年度に、『年金資金運用基金』は、財投債への運用資金が多すぎるという批判を浴びて、表向きは財投債の多くを売却する形で、年金資金の運用総額を減らして、旧『年金資金運用基金』は解散しました。旧『年金資金運用基金』は、今の新『年金積立金管理運用独立行政法人』という、一般の国民がさらに記憶し難い名前に衣替し、そのまま独立法人(特殊法人)の職員は横滑りしたと思います。
平成17年度に誕生した新『年金積立金管理運用』が運用している金額は、およそ120兆円程度ですね。(このうち、まだ財投債で29兆円ほど運用しているようですから、実際にこの機関が運用している公的年金金額は、総額で91兆円程度です。)
私は、そもそも論が大好きなので、どうしても、『そもそも』論から記してしまいますが、(実は、私は3年以上前にブログ開設して一番最初に取り上げたのが、当時の名前が『年金資金運用基金』だった頃の旧公的年金運用の特殊法人でした・・・)
1、そもそも日本には、公的年金の債務が少なくとも540兆円あり、多く見積もれば1,000兆円あります(こちらは富田先生の2001年の試算)。最近では、野口悠紀夫先生などが、『公的年金の債務はおよそ800兆円ある!』とぶち上げましたが、これらの数字の試算に、数百兆円規模の違い(幅)があるのは、ひとえに、会計上の計算の仕方の違いです。
2、そして、私も一回勘違いしたことがあるのですが、この『公的年金の債務800兆円以上?』という金額は、今の日本国債の発行残高とは全く別物なのです。
今の日本国家の債務は、国債発行残高およそ800兆円前後以外にも、『隠れ借金』としての『公的年金債務800兆円』が存在するのです。(これらの債務を合計して、地方の債務も含めると、日本国全体の公的債務は、かるく2,000兆円になるとの噂は、1990年代後半からの日本の金融村では、かなり有名な話。)
3、だったら、なぜ、「『年金積立金管理運用特殊法人』、未だに、120兆円あまりの運用資金が保有しうるのか?」という素朴な疑問が生まれると思います。これら120兆円資金は、平たく言えば、『目くらまし的』迷路のような特別会計処理を使っています。結局のところは、「『年金積立金管理運用の120兆円』とは、日本国が国債や国債もどきの財投債を発行して掻き集めたお金120兆円」です。そして、この120兆円は、再び、大半を国債や財投債で運用していると言い切れます。
4、だったら、『そんな公的年金運用機関は廃止してしまえば良いのではないか!』との発想も当然生まれるでしょうし、その発想&批判は極めて『正当なもの』です。
5、しかしながら、一つの特殊法人や独立行政法人を廃止に持ってゆくことが、抵抗勢力(主に天下り先確保しか頭に無い霞ヶ関の長老達)が強すぎて(鉄面皮すぎて)、どれだけ不可能に近かったかは、『小泉構造改革もどき』で骨の髄まで思い知らされました。そして、こういった報道は、今や大手マスメディアも、なんとはなしに去年の秋ごろから、報道に熱心ではなくなっています。たぶん、報道管制のようなものがしかれていると思います。
6、それでも、大西さんご指摘のように、平成17年や平成18年は、誰が資金運用しても儲かっていた時代ですから、『年金積立金管理運用』は運用成績も、そこそこ、良好でした。日に日に年金不安が強まっている中で、『平成17年度に8兆7千億円の運用益、18年度は3兆6千億円の運用益』と発表されると、ごくごく一部のマクロ経済や財政慣れしている人を除けば、たいていの素直でピュアな国民は、『あぁ、やっぱり公的年金の財源は大丈夫じゃないのかしら????』と錯覚しまうのです。
すると、「あぁ、『年金積立金管理運用』って特殊法人は、存続しても良いのではないか・・・」との世論形成には、かなり役立ちますし、それが霞ヶ関の狙いの一番の狙いです。
7、一方、たてていの人々が、今年は、特にこの春あたりから、たいした利益が上げられないどころか、かえって損をしてしまう時期になりましたので、まぁ、安全運用を第一に考えるべき『年金積立金管理運用』の運用成績も悪化するのも、当然だとは思います。
8、そもそも、年金基金などの巨大ファンドの世界は、運用総額が巨額になりすぎると、運用成績が落ちます。良好な運用成績を上げ続けられるファンド(投資信託も含みます!)の規模は、具体的には、1兆円規模以内までと専門家は指摘します。これ以上の大規模ファンドになると、たとえ年金基金でも、自国内の国債長期保有の運用以外では、良好な運用成績を上げ続けるのは、まず不可能です。
9、たとえば、『年金積立金管理運用』の120兆円の資金の1%でも、そのつど最適なポートフォリオに組み替えようとマーケットに乗り出すと、1.2兆円の資金が動くわけですから、当然、マーケットは一時的に暴騰して、その後急落します。すると、『年金積立金管理運用』はマーケットでは高値掴みして、その直後に損を計上してしまうのです。
10、こういったファンドの常識からすれば、公的年金そのものの運用資金が巨大なればなるほど、自国内の国債だけで運用せざるを得ませんし、国債中心に長期保有し続けるしかないですから、巨大な公的年金資金がそのほとんどを国債や財投債の長期保有で運用するのは、理にはかなっています。
いろいろ賛否両論あるでしょうが、『年金積立金管理運用』が120兆円の運用資金のうち、80兆円以上を国債や財投債で運用していることは、道理にはかなっているのです。
11、しかしながら、この120兆円の公的年金運用資金の原資は、私たちの国民年金や厚生年金の掛け金では全く無いのです。私たちが収めた年金の掛け金は、もう既に年金をもらっている高齢者に、『焼け石に水』のごとく即座に支払われています。、それでも足りなくって、国は国債を発行し続けているといった状態なのが現実です。
いったん、国債発行によって国家が得た大量の資金が、特別会計処理という迷路を通過して、あたかも、「『年金積立金管理運用』が、私たちが納めた公的年金の掛け金を、有効に運用している」がごとくの錯覚を与えるような報道や政府広報は、かなり由々しき状態です。
12、国債や財投債で掻き集めたお金120兆円で、そのほとんどを国債や財投債で運用して、ほんのわずかだけ国内株式や海外投資で運用して、誰でも増やせる時代に儲けて、誰でも損をする時代に損を出しているといった『年金積立金管理運用』という名の独立法人は、本当に必要かを言えば、未だに、公的年金を信頼している人々や信頼したい人々にとっては、りっぱな『精神安定剤』の機能を果たしています。さらには、一番ここが重要なのですが、天下り先を死守しようとしている霞ヶ関の長老にとっては、絶対譲ることの出来ない既得権の一つでしょう。
13、ただ、中立的な国債管理政策の考えから言えば、『21世紀の公的年金は撤退不可能なので維持してゆくしかない』という状態ですし、日本国の国債発行残高は数年後から再び急速に増えてゆくわけです。一つでもよいから、こういった日本国債を表向きだけでも安定購入して、長期保有してくれる機関は、たとえ、公的年金機関といえども、必要です。
ですから、今後は、団塊の世代が続々と定年退職し始める2011年後ごろ、急速に膨れ上がるだろう新規国債発行額を、『年金積立金管理運用』が他の日本株式や海外株式や海外債券を売り飛ばしてでも、新規発行の国債を買い支えなければならない時代が必ず訪れると思います。
14、けれども、話は元に戻りますが、そもそも、突き詰めれば、『年金積立金管理運用』は、国債や財投債発行で掻き集めた120兆円で、国債と財投債を運用しているわけです、これこそが、お笑いみたいな話なのです。会計処理としては、明らかに『赤裸々な飛ばし』であり、『国家ぐるみの裏帳簿』になります。
実は、私はこの事実に数年前から気が付いて、よくよく考えると、実は夜も眠れそうもなくなるので、実は平素では、あまり考えないようにしています。
15、今までの経緯からしますと、再び、近い将来、周期的に公的年金運用機関バッシングが強まると思いますし、たぶん、また日本の公的年金運用機関は、名前だけ変えて、もっと記憶しにくい名前の特殊法人が再び誕生すると思います。そして職員だけが横滑り。
16、ですからこそ、やはり日本国内では民間による『401K的なもの』の整備が急がれるのです。
17、将来、最後の最後には、霞ヶ関も、公的年金運用機関の新しい源氏名を思いつくことが出来なくなって、『昔の名前で出ています♪年金事業団』などの名前に変身していたら、たとえ不景気で、年金給付額が三分の一程度に切り下げられていても、ちょっとだけ楽しくなるのではないかなどと、私などはひそかにヨコシマな期待をしています。
18、結論から言えば、公的年金の運用はかなり危ないです。(もう危険水域には、10年以上前に達しています。)
大西 宏さんからトラックバック年金の運用が危ない?脅かさないでね大前さん を頂いて、『(公的)年金の運用について評価をする知識を持ちあわしていませんが、サブプライム問題の間接的な影響はあっても、直撃を受けることはないのじゃないかと感じるのですが、どうなんでしょうか。』とのお問い合わせがあったので、ちょっとだけマニアックになるかと思いますが、取り急ぎ、ご返事。
ここ数年だけで、『公的年金の運用のあり方』がメディアで取り扱われるたびに、古くは、私たちの収めた国民年金や厚生年金が各種保養所や箱物に化けていたことが明かになると、
それまで公的年金を運用していた年金運用基金である殊法人『年金福祉事業団』は、表向きは解散したことになり、名前だけ特殊法人『年金資金運用基金』へと変えていました。そして、旧『年金福祉事業団』の職員は、新しい特殊法人『年金資金運用基金』へと横滑りしていました。当時の『年金資金運用基金』の運用する金額は、総額180兆円前後だったと記憶しています。
平成17年度に、『年金資金運用基金』は、財投債への運用資金が多すぎるという批判を浴びて、表向きは財投債の多くを売却する形で、年金資金の運用総額を減らす形で、旧『年金資金運用基金』は解散したようです。旧『年金資金運用基金』は、今の『年金積立金管理運用独立行政法人』という、さらに一般の国民が記憶し難い名前に衣替えして、そのまま独立法人(特殊法人)の職員は横滑りしたのだと思います。
平成17年度に誕生した『年金積立金管理運用』が運用している金額は、およそ120兆円程度ですね。(このうち、まだ財投債で29兆円ほど運用しているようです。ですから、実際に運用している金額は総額で91兆円程度です。)
私は、そもそも論が大好きなので、どうしても、そもそも論から記してしまいますが、(実は、私は3年以上前にブログ開設して一番最初に取り上げたのが、当時の名前が『年金資金運用基金』だった頃の旧公的年金運用の特殊法人でした・・・)
1、そもそも日本には、公的年金の債務が少なくとも540兆円あり、多く見積もれば1,000兆円あります(こちらは富田先生の2001年の試算)。最近では、野口悠紀夫先生などが、公的年金の債務はおよそ800兆円あるとぶち上げましたが、これらの数字に違いがあるのは、ひとえに、計算の仕方の違いです。
2、そして、私も一回勘違いしたことがあるのですが、この公的年金の債務800兆円前後という金額は、今の日本国債の発行残高とは全く別物なのです。今の日本国家の債務は、国債発行残高800兆円以外にも、隠れ借金としての『年金債務800兆円』が存在するのです。
3、だったら、なぜ、『年金積立金管理運用特殊法人』には、未だに、120兆円あまりの運用資金が保有しうるのか?』という素朴な疑問が生まれると思いますが、これら120兆円資金は、平たく言えば、『目くらまし的』迷路のような特別会計処理を使いながらも、結局のところは、『年金積立金管理運用の120兆円』とは、日本国が国債や国債もどきの財投債を発行して掻き集めたお金120兆円で、大半を国債や財投債で運用している公的年金運用基金であると言い切れるのが現実です。
4、だったら、そんな公的年金運用基金は廃止してしまえば良いのではないか?との発想も当然生まれるでしょうし、その発想&批判は極めて『正当なもの』なのです。
5、しかしながら、一つの特殊法人や独立行政法人を廃止に持ってゆくことが、抵抗勢力(主に天下り先確保しか頭に無い霞ヶ関の長老達)が強すぎて、どれだけ不可能に近かったかは、『小泉構造改革もどき』で骨の髄まで思い知らされました、こういった報道は、今や大手マスメディアも、なんとはなしに去年の秋ごろから、報道に熱心ではなくなっております。たぶん、報道管制のようなものがしかれていると思います。
6、それでも、大西さんご指摘のように、平成17年や平成18年は、誰が資金運用しても儲かっていた時代ですから、『年金積立金管理運用』は運用成績も、そこそこ、良好でした。日に日に年金不安が強まっている中で、『平成17年度に8兆7千億円の運用益、平成18年度は3兆6千億円の運用益』と発表されると、ごく一部のマクロ経済や財政慣れしている人を除けば、たいていの素直でピュアな国民は、『あぁ、やっぱり公的年金の財源は大丈夫じゃないのかしら????』と感じてしまうわけです。
すると、あぁ、『年金積立金管理運用』って特殊法人(正確には独立行政法人)は、存続しても良いのではないか・・・との世論形成には、かなり役立ちますし、それが霞ヶ関の狙いの一つであるとは思います。
7、たてていの人々が、今年は、特にこの春あたりから、日本国内の国債や株式では、誰が運用しても、たいした利益が上げられないどころか、かえって損をしてしまう時期になりましたので、まぁ、安全運用を第一に考えるべき『年金積立金管理運用』の運用成績が悪化するのも、当然だとは思います。
8、そもそも、年金基金などのファンドの世界は、運用資金総額が巨額になりすぎると、運用成績が落ちます。良好な運用成績を上げ続けられるファンド(投資信託も含みます!)の規模は、具体的には、1兆円規模までと専門家は指摘しています。これ以上の大規模ファンドになると、たとえ年金基金でも、国債長期保有の運用以外では、良好な運用成績を上げ続けるのは、不可能なのです。
9、たとえば、『年金積立金管理運用』の120兆円の資金の1%でも、そのつど最適なポートフォリオに組み替えようとマーケットに乗り出すと、1.2兆円の資金が動くわけですから、当然、マーケットは一時的に暴騰して、その後急落します。すると、『年金積立金管理運用』はマーケットでは高値掴みして、その直後にマーケット評価額を損を計上してしまうのです。
10、こういったファンドの常識からすれば、公的年金そのものの運用資金が巨大なればなるほど、自国内の国債だけで運用せざるを得ませんし、国債中心に保有し続けるしかないですから、巨大な公的年金資金がそのほとんどを国債や財投債の長期保有で運用するのは、かなり理にかなっています。
いろいろ賛否両論あるでしょうが、『年金積立金管理運用』が120兆円の運用資金のうち、80兆円以上を国債や財投債で運用していることは、理にかなっていることなのです。
11、しかしながら、この120兆円の公的年金運用資金の原資は、私たちの国民年金や厚生年金の掛け金では全く無いのです。私たちが収めた年金の掛け金は、もう既に年金をもらっている高齢者に『焼け石に水』のごとく即座に支払われており、それでも足りなくって、国家は国債を発行し続けているといった状態なのが現実です。
いったん、国債発行や財投債発行によって国家が得た大量の資金が、特別会計処理という迷路を通過して、あたかも、私たちが公的年金へ納めた掛け金を原資にして、運用しているがごとくの錯覚を与えるような報道や政府広報がされていることは、かなり由々しき状態であると思います。
12、国債や財投債で掻き集めたお金120兆円で、そのほとんどを国債や財投債で運用して、ほんのわずかだけ国内株式や海外投資で運用して、誰でも増やせる時代に儲けて、誰でも損をする時代に損を出しているといった『年金積立金管理運用』という名の独立法人は、本当に必要かを言えば、未だに、公的年金を信頼している人々や信頼したい人々にとっては、りっぱな『精神安定剤』との機能を果たしているし、さらには、一番ここが重要なのですが、天下り先を死守しようとしている霞ヶ関の上層部にとっては、絶対譲ることの出来ない既得権の一つであるでしょう。
13、ただ、中立的な国債管理政策の考えから言えば、『21世紀の公的年金は撤退不可能なので維持してゆくしかない』という状態ですし、日本国の国債発行残高は今後数年後から再び急速に増えてゆくわけです。一つでもよいから、こういった日本国債を安定的に購入して、長期保有してくれる機関は、たとえ、公的年金機関といえども、是非とも必要です。
ですから、今後は、団塊の世代が続々と定年退職し始める2011年後ごろ、急速に膨れ上がるだろう新規国債発行額を、『年金積立金管理運用』特殊法人が他の日本株式や海外株式や海外債券を売り飛ばしてでも、新規発行の国債を買い支えなければならない時代が必ず訪れると思います。
14、けれども、話は元に戻りますが、そもそも、突き詰めれば、『年金積立金管理運用』は、国債や財投債発行で掻き集めた120兆円で、国債と財投債を運用しているわけですから、これこそが、お笑いみたいな話なのです。会計処理としては、明らかに『赤裸々な飛ばし』であり、『裏帳簿』になると思います。
実は、私はこの事実に数年前から気が付いて、よくよく考えると、実は夜も眠れそうもなくなるので、実は平素では、あまり考えないようにしています。
15、今までの経緯からしますと、再び、近い将来、周期的に公的年金運用バッシングが強まると思いますし、たぶん、また日本の公的年金運用機関は、名前だけ変えて、もっと記憶しにくい名前の年金運用の特殊法人が再び誕生すると思います。そして職員だけが横滑り。
16、ですからこそ、公的年金からの若者の脱退権をそれなりに認める法律の立法化と、なにがしかの、日本国内では、『ネット証券を使った積み立てによるマイ年金』へのシフトと、民間による『401K的なもの』の整備が急がれるのです。
17、将来、最後最後には、霞ヶ関も、公的年金運用機関の新しい源氏名を思いつくことが出来なくなって、『昔の名前で出ています♪年金事業団』などの名前に変身してくれていたら、たとえ不景気で、年金給付額が三分の一程度に切り下げられていても、ちょっとだけ楽しくなるのではないかなどと、私などはちょっとだけヨコシマな期待をしています。
18、結論として、日本の公的年金はかなり危ないです。(もう10年前から危険水域に達しています。)
【追記】一部読みやすいように手直ししました。我がPCが不調のため、どうしてもこの『がんの告知』的な毒素を含む、この最新の我がブログ記事がTOP画面に出てくれませんし、一部のブログにはTBも送れないみたいです。(T T)
ここ数年だけで、『公的年金の運用のあり方』がメディアで取り扱われるたびに、古くは、私たちの収めた国民年金や厚生年金が各種保養所や箱物に化けていたことが明かになると、それまで公的年金を運用していた公的年金運用機関である殊法人『年金福祉事業団』は、表向きは解散しました。そして、名前だけ新しく特殊法人『年金資金運用基金』と変えていました。そして、旧『年金福祉事業団』の職員は、新しい特殊法人『年金資金運用基金』へと横滑り。当時の『年金資金運用基金』の運用する金額は、総額180兆円前後だったと記憶しています。
平成17年度に、『年金資金運用基金』は、財投債への運用資金が多すぎるという批判を浴びて、表向きは財投債の多くを売却する形で、年金資金の運用総額を減らして、旧『年金資金運用基金』は解散しました。旧『年金資金運用基金』は、今の新『年金積立金管理運用独立行政法人』という、一般の国民がさらに記憶し難い名前に衣替し、そのまま独立法人(特殊法人)の職員は横滑りしたと思います。
平成17年度に誕生した新『年金積立金管理運用』が運用している金額は、およそ120兆円程度ですね。(このうち、まだ財投債で29兆円ほど運用しているようですから、実際にこの機関が運用している公的年金金額は、総額で91兆円程度です。)
私は、そもそも論が大好きなので、どうしても、『そもそも』論から記してしまいますが、(実は、私は3年以上前にブログ開設して一番最初に取り上げたのが、当時の名前が『年金資金運用基金』だった頃の旧公的年金運用の特殊法人でした・・・)
1、そもそも日本には、公的年金の債務が少なくとも540兆円あり、多く見積もれば1,000兆円あります(こちらは富田先生の2001年の試算)。最近では、野口悠紀夫先生などが、『公的年金の債務はおよそ800兆円ある!』とぶち上げましたが、これらの数字の試算に、数百兆円規模の違い(幅)があるのは、ひとえに、会計上の計算の仕方の違いです。
2、そして、私も一回勘違いしたことがあるのですが、この『公的年金の債務800兆円以上?』という金額は、今の日本国債の発行残高とは全く別物なのです。
今の日本国家の債務は、国債発行残高およそ800兆円前後以外にも、『隠れ借金』としての『公的年金債務800兆円』が存在するのです。(これらの債務を合計して、地方の債務も含めると、日本国全体の公的債務は、かるく2,000兆円になるとの噂は、1990年代後半からの日本の金融村では、かなり有名な話。)
3、だったら、なぜ、「『年金積立金管理運用特殊法人』、未だに、120兆円あまりの運用資金が保有しうるのか?」という素朴な疑問が生まれると思います。これら120兆円資金は、平たく言えば、『目くらまし的』迷路のような特別会計処理を使っています。結局のところは、「『年金積立金管理運用の120兆円』とは、日本国が国債や国債もどきの財投債を発行して掻き集めたお金120兆円」です。そして、この120兆円は、再び、大半を国債や財投債で運用していると言い切れます。
4、だったら、『そんな公的年金運用機関は廃止してしまえば良いのではないか!』との発想も当然生まれるでしょうし、その発想&批判は極めて『正当なもの』です。
5、しかしながら、一つの特殊法人や独立行政法人を廃止に持ってゆくことが、抵抗勢力(主に天下り先確保しか頭に無い霞ヶ関の長老達)が強すぎて(鉄面皮すぎて)、どれだけ不可能に近かったかは、『小泉構造改革もどき』で骨の髄まで思い知らされました。そして、こういった報道は、今や大手マスメディアも、なんとはなしに去年の秋ごろから、報道に熱心ではなくなっています。たぶん、報道管制のようなものがしかれていると思います。
6、それでも、大西さんご指摘のように、平成17年や平成18年は、誰が資金運用しても儲かっていた時代ですから、『年金積立金管理運用』は運用成績も、そこそこ、良好でした。日に日に年金不安が強まっている中で、『平成17年度に8兆7千億円の運用益、18年度は3兆6千億円の運用益』と発表されると、ごくごく一部のマクロ経済や財政慣れしている人を除けば、たいていの素直でピュアな国民は、『あぁ、やっぱり公的年金の財源は大丈夫じゃないのかしら????』と錯覚しまうのです。
すると、「あぁ、『年金積立金管理運用』って特殊法人は、存続しても良いのではないか・・・」との世論形成には、かなり役立ちますし、それが霞ヶ関の狙いの一番の狙いです。
7、一方、たてていの人々が、今年は、特にこの春あたりから、たいした利益が上げられないどころか、かえって損をしてしまう時期になりましたので、まぁ、安全運用を第一に考えるべき『年金積立金管理運用』の運用成績も悪化するのも、当然だとは思います。
8、そもそも、年金基金などの巨大ファンドの世界は、運用総額が巨額になりすぎると、運用成績が落ちます。良好な運用成績を上げ続けられるファンド(投資信託も含みます!)の規模は、具体的には、1兆円規模以内までと専門家は指摘します。これ以上の大規模ファンドになると、たとえ年金基金でも、自国内の国債長期保有の運用以外では、良好な運用成績を上げ続けるのは、まず不可能です。
9、たとえば、『年金積立金管理運用』の120兆円の資金の1%でも、そのつど最適なポートフォリオに組み替えようとマーケットに乗り出すと、1.2兆円の資金が動くわけですから、当然、マーケットは一時的に暴騰して、その後急落します。すると、『年金積立金管理運用』はマーケットでは高値掴みして、その直後に損を計上してしまうのです。
10、こういったファンドの常識からすれば、公的年金そのものの運用資金が巨大なればなるほど、自国内の国債だけで運用せざるを得ませんし、国債中心に長期保有し続けるしかないですから、巨大な公的年金資金がそのほとんどを国債や財投債の長期保有で運用するのは、理にはかなっています。
いろいろ賛否両論あるでしょうが、『年金積立金管理運用』が120兆円の運用資金のうち、80兆円以上を国債や財投債で運用していることは、道理にはかなっているのです。
11、しかしながら、この120兆円の公的年金運用資金の原資は、私たちの国民年金や厚生年金の掛け金では全く無いのです。私たちが収めた年金の掛け金は、もう既に年金をもらっている高齢者に、『焼け石に水』のごとく即座に支払われています。、それでも足りなくって、国は国債を発行し続けているといった状態なのが現実です。
いったん、国債発行によって国家が得た大量の資金が、特別会計処理という迷路を通過して、あたかも、「『年金積立金管理運用』が、私たちが納めた公的年金の掛け金を、有効に運用している」がごとくの錯覚を与えるような報道や政府広報は、かなり由々しき状態です。
12、国債や財投債で掻き集めたお金120兆円で、そのほとんどを国債や財投債で運用して、ほんのわずかだけ国内株式や海外投資で運用して、誰でも増やせる時代に儲けて、誰でも損をする時代に損を出しているといった『年金積立金管理運用』という名の独立法人は、本当に必要かを言えば、未だに、公的年金を信頼している人々や信頼したい人々にとっては、りっぱな『精神安定剤』の機能を果たしています。さらには、一番ここが重要なのですが、天下り先を死守しようとしている霞ヶ関の長老にとっては、絶対譲ることの出来ない既得権の一つでしょう。
13、ただ、中立的な国債管理政策の考えから言えば、『21世紀の公的年金は撤退不可能なので維持してゆくしかない』という状態ですし、日本国の国債発行残高は数年後から再び急速に増えてゆくわけです。一つでもよいから、こういった日本国債を表向きだけでも安定購入して、長期保有してくれる機関は、たとえ、公的年金機関といえども、必要です。
ですから、今後は、団塊の世代が続々と定年退職し始める2011年後ごろ、急速に膨れ上がるだろう新規国債発行額を、『年金積立金管理運用』が他の日本株式や海外株式や海外債券を売り飛ばしてでも、新規発行の国債を買い支えなければならない時代が必ず訪れると思います。
14、けれども、話は元に戻りますが、そもそも、突き詰めれば、『年金積立金管理運用』は、国債や財投債発行で掻き集めた120兆円で、国債と財投債を運用しているわけです、これこそが、お笑いみたいな話なのです。会計処理としては、明らかに『赤裸々な飛ばし』であり、『国家ぐるみの裏帳簿』になります。
実は、私はこの事実に数年前から気が付いて、よくよく考えると、実は夜も眠れそうもなくなるので、実は平素では、あまり考えないようにしています。
15、今までの経緯からしますと、再び、近い将来、周期的に公的年金運用機関バッシングが強まると思いますし、たぶん、また日本の公的年金運用機関は、名前だけ変えて、もっと記憶しにくい名前の特殊法人が再び誕生すると思います。そして職員だけが横滑り。
16、ですからこそ、やはり日本国内では民間による『401K的なもの』の整備が急がれるのです。
17、将来、最後の最後には、霞ヶ関も、公的年金運用機関の新しい源氏名を思いつくことが出来なくなって、『昔の名前で出ています♪年金事業団』などの名前に変身していたら、たとえ不景気で、年金給付額が三分の一程度に切り下げられていても、ちょっとだけ楽しくなるのではないかなどと、私などはひそかにヨコシマな期待をしています。
18、結論から言えば、公的年金の運用はかなり危ないです。(もう危険水域には、10年以上前に達しています。)
大西 宏さんからトラックバック年金の運用が危ない?脅かさないでね大前さん を頂いて、『(公的)年金の運用について評価をする知識を持ちあわしていませんが、サブプライム問題の間接的な影響はあっても、直撃を受けることはないのじゃないかと感じるのですが、どうなんでしょうか。』とのお問い合わせがあったので、ちょっとだけマニアックになるかと思いますが、取り急ぎ、ご返事。
ここ数年だけで、『公的年金の運用のあり方』がメディアで取り扱われるたびに、古くは、私たちの収めた国民年金や厚生年金が各種保養所や箱物に化けていたことが明かになると、
それまで公的年金を運用していた年金運用基金である殊法人『年金福祉事業団』は、表向きは解散したことになり、名前だけ特殊法人『年金資金運用基金』へと変えていました。そして、旧『年金福祉事業団』の職員は、新しい特殊法人『年金資金運用基金』へと横滑りしていました。当時の『年金資金運用基金』の運用する金額は、総額180兆円前後だったと記憶しています。
平成17年度に、『年金資金運用基金』は、財投債への運用資金が多すぎるという批判を浴びて、表向きは財投債の多くを売却する形で、年金資金の運用総額を減らす形で、旧『年金資金運用基金』は解散したようです。旧『年金資金運用基金』は、今の『年金積立金管理運用独立行政法人』という、さらに一般の国民が記憶し難い名前に衣替えして、そのまま独立法人(特殊法人)の職員は横滑りしたのだと思います。
平成17年度に誕生した『年金積立金管理運用』が運用している金額は、およそ120兆円程度ですね。(このうち、まだ財投債で29兆円ほど運用しているようです。ですから、実際に運用している金額は総額で91兆円程度です。)
私は、そもそも論が大好きなので、どうしても、そもそも論から記してしまいますが、(実は、私は3年以上前にブログ開設して一番最初に取り上げたのが、当時の名前が『年金資金運用基金』だった頃の旧公的年金運用の特殊法人でした・・・)
1、そもそも日本には、公的年金の債務が少なくとも540兆円あり、多く見積もれば1,000兆円あります(こちらは富田先生の2001年の試算)。最近では、野口悠紀夫先生などが、公的年金の債務はおよそ800兆円あるとぶち上げましたが、これらの数字に違いがあるのは、ひとえに、計算の仕方の違いです。
2、そして、私も一回勘違いしたことがあるのですが、この公的年金の債務800兆円前後という金額は、今の日本国債の発行残高とは全く別物なのです。今の日本国家の債務は、国債発行残高800兆円以外にも、隠れ借金としての『年金債務800兆円』が存在するのです。
3、だったら、なぜ、『年金積立金管理運用特殊法人』には、未だに、120兆円あまりの運用資金が保有しうるのか?』という素朴な疑問が生まれると思いますが、これら120兆円資金は、平たく言えば、『目くらまし的』迷路のような特別会計処理を使いながらも、結局のところは、『年金積立金管理運用の120兆円』とは、日本国が国債や国債もどきの財投債を発行して掻き集めたお金120兆円で、大半を国債や財投債で運用している公的年金運用基金であると言い切れるのが現実です。
4、だったら、そんな公的年金運用基金は廃止してしまえば良いのではないか?との発想も当然生まれるでしょうし、その発想&批判は極めて『正当なもの』なのです。
5、しかしながら、一つの特殊法人や独立行政法人を廃止に持ってゆくことが、抵抗勢力(主に天下り先確保しか頭に無い霞ヶ関の長老達)が強すぎて、どれだけ不可能に近かったかは、『小泉構造改革もどき』で骨の髄まで思い知らされました、こういった報道は、今や大手マスメディアも、なんとはなしに去年の秋ごろから、報道に熱心ではなくなっております。たぶん、報道管制のようなものがしかれていると思います。
6、それでも、大西さんご指摘のように、平成17年や平成18年は、誰が資金運用しても儲かっていた時代ですから、『年金積立金管理運用』は運用成績も、そこそこ、良好でした。日に日に年金不安が強まっている中で、『平成17年度に8兆7千億円の運用益、平成18年度は3兆6千億円の運用益』と発表されると、ごく一部のマクロ経済や財政慣れしている人を除けば、たいていの素直でピュアな国民は、『あぁ、やっぱり公的年金の財源は大丈夫じゃないのかしら????』と感じてしまうわけです。
すると、あぁ、『年金積立金管理運用』って特殊法人(正確には独立行政法人)は、存続しても良いのではないか・・・との世論形成には、かなり役立ちますし、それが霞ヶ関の狙いの一つであるとは思います。
7、たてていの人々が、今年は、特にこの春あたりから、日本国内の国債や株式では、誰が運用しても、たいした利益が上げられないどころか、かえって損をしてしまう時期になりましたので、まぁ、安全運用を第一に考えるべき『年金積立金管理運用』の運用成績が悪化するのも、当然だとは思います。
8、そもそも、年金基金などのファンドの世界は、運用資金総額が巨額になりすぎると、運用成績が落ちます。良好な運用成績を上げ続けられるファンド(投資信託も含みます!)の規模は、具体的には、1兆円規模までと専門家は指摘しています。これ以上の大規模ファンドになると、たとえ年金基金でも、国債長期保有の運用以外では、良好な運用成績を上げ続けるのは、不可能なのです。
9、たとえば、『年金積立金管理運用』の120兆円の資金の1%でも、そのつど最適なポートフォリオに組み替えようとマーケットに乗り出すと、1.2兆円の資金が動くわけですから、当然、マーケットは一時的に暴騰して、その後急落します。すると、『年金積立金管理運用』はマーケットでは高値掴みして、その直後にマーケット評価額を損を計上してしまうのです。
10、こういったファンドの常識からすれば、公的年金そのものの運用資金が巨大なればなるほど、自国内の国債だけで運用せざるを得ませんし、国債中心に保有し続けるしかないですから、巨大な公的年金資金がそのほとんどを国債や財投債の長期保有で運用するのは、かなり理にかなっています。
いろいろ賛否両論あるでしょうが、『年金積立金管理運用』が120兆円の運用資金のうち、80兆円以上を国債や財投債で運用していることは、理にかなっていることなのです。
11、しかしながら、この120兆円の公的年金運用資金の原資は、私たちの国民年金や厚生年金の掛け金では全く無いのです。私たちが収めた年金の掛け金は、もう既に年金をもらっている高齢者に『焼け石に水』のごとく即座に支払われており、それでも足りなくって、国家は国債を発行し続けているといった状態なのが現実です。
いったん、国債発行や財投債発行によって国家が得た大量の資金が、特別会計処理という迷路を通過して、あたかも、私たちが公的年金へ納めた掛け金を原資にして、運用しているがごとくの錯覚を与えるような報道や政府広報がされていることは、かなり由々しき状態であると思います。
12、国債や財投債で掻き集めたお金120兆円で、そのほとんどを国債や財投債で運用して、ほんのわずかだけ国内株式や海外投資で運用して、誰でも増やせる時代に儲けて、誰でも損をする時代に損を出しているといった『年金積立金管理運用』という名の独立法人は、本当に必要かを言えば、未だに、公的年金を信頼している人々や信頼したい人々にとっては、りっぱな『精神安定剤』との機能を果たしているし、さらには、一番ここが重要なのですが、天下り先を死守しようとしている霞ヶ関の上層部にとっては、絶対譲ることの出来ない既得権の一つであるでしょう。
13、ただ、中立的な国債管理政策の考えから言えば、『21世紀の公的年金は撤退不可能なので維持してゆくしかない』という状態ですし、日本国の国債発行残高は今後数年後から再び急速に増えてゆくわけです。一つでもよいから、こういった日本国債を安定的に購入して、長期保有してくれる機関は、たとえ、公的年金機関といえども、是非とも必要です。
ですから、今後は、団塊の世代が続々と定年退職し始める2011年後ごろ、急速に膨れ上がるだろう新規国債発行額を、『年金積立金管理運用』特殊法人が他の日本株式や海外株式や海外債券を売り飛ばしてでも、新規発行の国債を買い支えなければならない時代が必ず訪れると思います。
14、けれども、話は元に戻りますが、そもそも、突き詰めれば、『年金積立金管理運用』は、国債や財投債発行で掻き集めた120兆円で、国債と財投債を運用しているわけですから、これこそが、お笑いみたいな話なのです。会計処理としては、明らかに『赤裸々な飛ばし』であり、『裏帳簿』になると思います。
実は、私はこの事実に数年前から気が付いて、よくよく考えると、実は夜も眠れそうもなくなるので、実は平素では、あまり考えないようにしています。
15、今までの経緯からしますと、再び、近い将来、周期的に公的年金運用バッシングが強まると思いますし、たぶん、また日本の公的年金運用機関は、名前だけ変えて、もっと記憶しにくい名前の年金運用の特殊法人が再び誕生すると思います。そして職員だけが横滑り。
16、ですからこそ、公的年金からの若者の脱退権をそれなりに認める法律の立法化と、なにがしかの、日本国内では、『ネット証券を使った積み立てによるマイ年金』へのシフトと、民間による『401K的なもの』の整備が急がれるのです。
17、将来、最後最後には、霞ヶ関も、公的年金運用機関の新しい源氏名を思いつくことが出来なくなって、『昔の名前で出ています♪年金事業団』などの名前に変身してくれていたら、たとえ不景気で、年金給付額が三分の一程度に切り下げられていても、ちょっとだけ楽しくなるのではないかなどと、私などはちょっとだけヨコシマな期待をしています。
18、結論として、日本の公的年金はかなり危ないです。(もう10年前から危険水域に達しています。)
【追記】一部読みやすいように手直ししました。我がPCが不調のため、どうしてもこの『がんの告知』的な毒素を含む、この最新の我がブログ記事がTOP画面に出てくれませんし、一部のブログにはTBも送れないみたいです。(T T)
2007/12/15 12:26
投稿者:貞子ちゃん
2007/12/15 8:58
投稿者:大西宏
http://ohnishi.livedoor.biz/
http://ohnishi.livedoor.biz/
よくわかりました。ありがとうございます。日本の官僚らしい手口ですね。
私の一番の欠点は、なにか質問されないと、私が知っていることは、たいていの人が知っていると錯覚してしまう点です。あるいは、自分が昔にやっとこさ理解したことを、あらためてブログやレポートに記すのが、とても面倒だと感じる性分です。なんというか、こういった錯覚や性分のおかげで、組織にいた頃はずいぶん損をしていました。
大西さんに質問していただいて、とても助かっています。私個人はもう公的年金などは ほとんど当てにしないで、42歳から本格的な401K的な積み立てでの資産運用を始めていますので、個人的には、もう改革も不可能になってしまった公的年金制度には 何も期待していないのですが、(だから積み立てでマイ年金として資産形成しているのですが)、やはり公的年金や公的年金の運用成績を言うのは、みなさんご興味がおありなんだと改めて再認識しました。
癌の告知と同じで、一部の気の弱い人々にとっては、最後の最後まで知らないほうが良い話もあるのですが・・・。
なお、私がPCが不調でして、TBは送れないし、このブログ記事がTOP画面に出ないのですが、、、とうとう風邪を引いてしまったようで(臭いもののふたを開けてしまった自分のブログの毒に自分でアタッタのかも・・・(^^;、今はゆっくり休んで、再び元気になったら、AOLに問い合わせるなり、メンテナンスしようと思ってます。。