2008年度診療報酬改定を巡って、日本経団連や連合、健康保険組合などは14日の中央社会保険医療協議会(中医協)で、開業医の再診料の引き下げを求める意見書を提出した。一方、日本医師会などは医科・歯科の初診・再診料の引き上げを求める意見書を提出。中医協は開業医の診療報酬に関する意見が対立したまま、今年の議論を終了した。
再診料は病院勤務医の570円に対し、開業医は710円と高い。経団連などの意見書は「格差是正を図るべきだ」として、既に開業医の優遇が是正されている初診料と同様に引き下げを求めた。(14日 22:36)