2007/12/14 Today's NEWS
弘大学内に全国初の「24時間保育園」
来春開設 教職員らの要望反映


 弘前大学(遠藤正彦学長)は2008年4月1日、教職員を対象とした24時間利用可能な学内保育園を開設する。弘大は「教職員の働きやすい環境づくりをしていきたい」と話している。

 弘大は昨年10月、保育園設置に向けて教職員にアンケートを行った。この結果、特に看護師や増加傾向にある女性医師から、24時間受け入れ態勢の整う保育施設の設置を望む声が多く寄せられたという。
 これを受けて弘大は、医療系の教職員だけでなく、すべての教職員に対象を拡大、大学院生も応募できるようにした。弘大によると、医学部や付属病院以外の教職員も利用でき、24時間保育を行う学内保育園の設置は全国で初めてという。
 学内保育園は、弘前市南塘町の医学部付属病院一般管理棟(平屋、床面積約330平方メートル)を改修中。運営形態は、民間に委託した認可外保育施設とする。
 現在のところ、受け入れる子供は0歳児から小学校就学前の乳幼児40人。一時保育も行う予定で24時間体制とし、年末年始(12月29日から1月3日)を除く毎日開く。料金は弘前市内の保育園と同程度にすることを検討している。
 弘大は19日、学内説明会を開いて希望を調査し、希望者数によって保育士の数などを決める予定。説明会は3回で、1回目は午前10時から付属病院小会議室、2回目が午後1時半から弘大事務局3階大会議室、3回目が午後6時から付属病院小会議室で開く。


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