【ソウル中島哲夫】アフガニスタンに派遣されていた韓国軍部隊の最後の将兵195人が14日、全員撤収し、韓国に帰国した。聯合ニュースによると韓国政府は来月中旬ごろ、民間の医療陣を中心とする20~30人の地方復興支援チーム(PRT)をアフガンに派遣する方針。
米国が01年の同時多発テロを受けて行ったアフガン攻撃後、韓国軍は02年2月から医療部隊、03年からは工兵部隊を派遣。主にカブール北郊のバグラム米軍基地を拠点として、同基地の関連工事や同盟軍、住民のための医療活動などを行ってきた。総派遣人員は2000人余り。今年2月末の同基地への自爆テロの際、韓国兵1人も巻き添えで死亡した。
毎日新聞 2007年12月14日 18時30分 (最終更新時間 12月14日 20時30分)