活字の千春
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12月も半ばになると、もうどんどん来年1月以降の予定も入ってくる。
そこで、さっき来年2008年のカレンダーに「お寺の法事・法要などの予定」とか「KONO個人の予定」などを書き込んでみた。
見事に週末には「法事」が入っている。研修会とか会合の日程と重なっている場合もある。出かけたかった日にも法要が入っている・・・。
僕は、予定をカレンダーに書き込みながら、来年の「日々」をシュミレーションしてみる。
「どうやり繰りして、この日程をこなすかなぁ・・・」
でもね、どんなに忙しくても、ダブルブッキングさえしなければ、どうにかなるのだ。 命がある限り、動ける限り、目の前の一つ一つの事を大切にテイネイにさせていただく、それしかない。
それにしてもである。。。。
来年も、どこか遠くへは出かけられないみたいだ。
海外旅行なんて、パリのセーヌ川も、世界遺産モンサンミッシェルも、インドのガンジス川も、もう行けるわけがない。国内旅行だって、長崎オランダ坂も、京都の嵐山も、東京ディズニーランドも、なかなか行けないでしょうなぁ・・・・。
行けそうなのは、近場で「札幌」くらい。
例えば、「飲み会」などのお誘いでどうしても札幌へ出かけたい「夜」があるとする。(札幌は、ウチから120㎞くらい、車で1時間30分~2時間、JRだと特急で1時間30分の距離だ。)
行きたくてもその晩に「お通夜」が入ったりしたら、当然ながらその予定はアウトになり、キャンセルするしかない。でも、通常日程ならば夕方までにその日のスケジュールを済ませて、夜に札幌へと出かけることは可能。
問題は、①出かけた後の事。そして、②飲んで泊まった場合、その翌日の事、この2点である。
まず、①の出かけた後、僕の不在中に入る突然の用事。
例えば、葬儀の依頼・枕経などである。何年か前、ようやく札幌に着いたとたんに電話が入ってすぐにUターンした経験がある・・・・。でも、もう「飲酒」した後ならば、運転できないから手も足も出ない・・・。ま、今なら父に代わりに行ってもらうことは可能だけれど。でも①に関しては事前には分からない事なので、あまり考えないようにしている。 そのときはそのときの対応をするしかないのだ。
そして、②の出かけた翌日の事。
札幌で飲み明かして、翌日ほとんど寝ない状態で朝5時くらい出発し車で戻ってくれば、午前7時過ぎにウチに着いて、8時前には「坊さん」に変身し、通常の日程をこなすことができる。 しかし、雪道の長距離運転を恐れる僕は、「冬」はJRで札幌に出かける。で、朝1番のJRで帰ろうとしたら、到着が朝9時を過ぎてしまう。これがキツイ。でも、事前にスケジュール調整しておけば、なんとかなるのである。
(そう言えば、みのや師匠がローグでマンスリーライブをやってた頃は、よくコレやっていたなぁ・・・。師匠と時間を忘れて朝まで飲んで、そのまま帰って坊さんコース。今思えば、ナツカシク、ゼイタクな日々だった・・・。眠かったけど笑)
いや、今日の投稿は、愚痴っているんじゃない。
「休み」が欲しくて行ってる訳じゃない。
ヒマな日だってあるし、ボケーーっとしてる時間もある。
ただ、
だんだん出掛ける事ができなくなり、
どんどんここから動けなくなっていく、
そんな自分がコワイのだ。
もう一度、モンサンミッシェルの「あの景色」見たいな。
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※投稿タイトルは艶っぽいですけど、愛車ビートル君の事です・・(*^_^*)
先日、ビートル君が入院して、すぐにリコールの件と、マフラーの修理と、久々のオイル交換と、新品の冬タイヤの履き替えが完了しました。
しかも、冬タイヤ、今回は、憧れの
「ミシュランタイヤ」 にしてみたのですぅぅぅぅぅ(涙) http://www.michelin.co.jp/
その、ディーラーに行ったときのこと。。。
ディーラーの社長にバッタリ会ったら、いきなりこう言われた。
社長 「KONOさん、修理もいいけど、もう10万㎞乗ったんでしょ?下取りはゼロだなぁ・・・。そろそろ新しい車にしませんか??検討してみてくださいよ・・・」
私 「いえいえ、15万㎞、いや20万㎞まで乗りたいんですけど・・・・」
社長 「・・・・・(沈黙)」
ビートル君を乗り換えるなんて、考えたこともなかった。確かに、あと何㎞まで乗れるかな・・・
まだまだ乗ります。
サヨナラなんてしたくないよ・・・
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『KONO君って「学級委員」とかやったタイプでしょ??』
などと友人に言われることがある。 これって「マジメ」っていう意味?「面白みのない優等生」っていう意味(笑)??
昔の僕は「ガリ勉」ではなかったし、「マジメ君」ではなかったとは思うけど、たしかに「学級委員」とか「子供会の会長」とか「生徒会」とかもよくやった。何か「役割」を決める場面がくると、周りから推薦されたり、指名されたり、押し付けられたりした(笑)。
「寺の子」っていう「周囲の目」も意識しなかったといえば嘘になるけど、基本的にはソツなくその「役割」をこなしてきたと思う。でもホントはすごくイヤだったんだ。
だから、「適役」に見える人が指名もされず、何の「役」もせず、そういう可能性をいつも上手に交わし、なぜか目立たない位置にいて、「自分のことオンリー」に時間を使えるヤツをウラヤマシク思ってた。
でも、今だから言える。
自分の名前が挙がるってことは、実は、ものすごく有り難い事なんだなと。 本意じゃなくても、自分で望んでいなくても、どなたからか声をかけていただいたり、分相応ではない「役割」を与えられることで、否応にもその「場」に立たせてもらい、学び、色んな経験をさせていただいてきたなぁ、と。そして、ふり返れば、良かったなぁ・・・と。
でもね、
僕が「住職」になって約半年。お坊さんには、「檀家と寺」という「つながり」もある。今は、新住職としてのその「つながり」の中で、檀家さんと一緒にこの寺をどういう「願い」のもとにやっていくか、そのことで日々アップアップ状態な自分である。
しかし、お坊さんには、他にも別の「つながり」があるのだ。
それは、「寺と寺」という「横のつながり」である。同じ地区にある「同じ宗派」の寺の集まりがある。 その「集まり」の中で、来年度から「何かの役職」がこの僕に当たるらしい・・・(あくまでウワサ)。
まだ「ウチ(の寺)」の事も分からない事だらけなのに、寺つながりで「外」の事をしなきゃならないだなんて・・・・・・・・・・・・・・・・。
でも、先述したように、本意じゃなくても、めんどくさくても、自分で望んでいなくても、どなたからか声をかけていただいたり、自分の名前が挙がるってことは、実は、ものすごく有り難い事・・・。
しかし正直に言うと・・・。
こんな「駆け出し」の僕なんかがやらなくても、「適役」に見える人が他にもいるはずなのに・・・とも思ふよぉぉぉぉ。
ちなみに僕の所属するの宗派は「お東(真宗大谷派)」だが、「役職」に当たるのは「住職」になっていないとダメらしい。「お西(本願寺派)」の方では、「住職」でなくても、「副住職」でも、年齢的に若い人でも、集まりに顔を出したり、発言権があったり、「役職」が当たる場合もある。その点では、お西の方が開かれている。
「住職(父)」の陰に隠れて、あるいは「若いから」っていうことで、集まりにも出ず、指名もされず、目立たない位置にいて、「自分のことオンリー」に時間をタクサン使えた時代を、ちょっとだけナツカシク思う。
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なぁ〜んかね、大切な「何か」をやるのを忘れてるような気がするのさ。
それは何日か前のアイツからのメールの返信のような …
それは何ヶ月前にいただいてた手紙のお返事のような…
それは遥か昔の誰かとの大切な約束のような…
それは今すぐにでも片付けなきゃならない雑事のような…
それは檀家サンから依頼されてた法要の日程のような…
それは行かなきゃならなかった会合のような…
それは読もう読もうと思いながらも途中になったままの小説のような…
それは完成しないままになっているオリジナル曲のような…
たぶんね、以上の中のどれでもない、と思うんだ。
僕が僕の人生が終わらないうちに、腹の底から確かめておきたい「何か」なんだ。
夕闇が早いこんな冬の日は、「漠然とした不安」が胸を叩く。
つい最近まであんなに元気で、優しい笑顔で、あたたかい言葉で、新しく住職になった僕を応援してくれた檀家のジイチャンのお通夜に、これから行かなきゃならないからかもしれない。
今日は寒いね。
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