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阪神金本、不老不死!成長ホルモン3倍増
- サイボーグ・アニキ? まるで宇宙カプセルのような新型の酸素カプセルに入った金本(撮影・宮崎幸一)
アニキ、不老不死!? 阪神金本知憲外野手(38)が21日、京都市内の京都府スポーツセンターで人間ドッグならぬ「アスリートドック」を受診した。アドバイザリー契約を結ぶファイテン社の協力で設立された「同志社大スポーツ医科学センター」で医学的なサポートを受けていた一環。昨年6月から比べ、通常なら減っていくはずの成長ホルモンの量が3倍に増えていたことが判明した。トラのアニキはいつまでも20代の肉体を維持できる“不老不死”の状態だったことが科学的に証明された。
3時間近い検診と測定を終えた金本は笑顔だった。昨年中から継続的に行っていた「アスリートドック」で驚異の肉体を形成する秘密が科学的に解明された。医師団から説明を受け、鉄人にまた新しい力がみなぎった。
金本「検診は疲れたけどね。ホルモンが増えているといわれた。3倍になっていると。いい値が出たのはよかった。シーズン中に減っていたのが元に戻っただけかも知れないけど、この量を維持できればいい。これを野球のプレーにつなげていかないとな」。
金本本人も目を丸くした、鋼の肉体の神秘…。通常なら年齢を重ねるごとに減るはずの成長ホルモンが、昨年6月から3倍に増えていたことが分かった。ホルモンの元になる物質の「DHEA」が自然に増えたという。金本を医学的にサポートする同志社大スポーツ医科学センターの責任者、吉川敏一京都府立医科大教授が説明した。
「トレーニングとサプリメント(補助食品)の摂取によるものと考えられる。早い話、ドーピングをすれば増えるホルモンが、しないで増えた、体内で作られたということ。これを維持すれば、開幕から1シーズン、疲れ知らずで過ごせる。いつまでも20歳代の肉体を保てることになる」
連続フルイニングの世界記録を更新し続ける不屈の肉体に、科学的な裏づけがされた。ホルモンがわき出ただけではない。腹筋、背筋やヒザの曲げ伸ばしの筋力で、プロ野球界トップクラスの数値をはじき出した。血管年齢や筋肉年齢はのきなみ20歳代。若いころからのトレーニングや健康管理の成果で、肉体が老け込まなかった証だ。
吉川教授は「まとめて学会に報告するだろう。筋肉をつけることは誰にとっても大切なこと」と話した。球界のみならず、学術レベルで金本のスーパーボディーが広く知られることになる。
同センターでは今後は、動体視力の強化に着手。吉川教授は「究極的にはボールが止まって見えるはず。止まっているものなら、いくらでも打てるでしょう」と打撃向上に結びつける意向だ。
39歳になる今シーズンに向け、新たに3年契約を結んだ。41歳を現役で迎えることになるが、吉川教授は「50歳現役プロジェクト」をぶち上げる。どこまでも衰えない、むしろ若返る肉体を持った金本なら、50歳でも現役バリバリかも知れない。
[2007年1月22日9時33分 紙面から]
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