大阪放送局

2007年12月14日 18時7分更新

心臓病を肝臓病と誤診患者死亡


去年3月、大阪・貝塚市の市立貝塚病院で、実際には心筋こうそくだった男性患者が誤って肝機能障害と診断されたことが原因で死亡していたことがわかりました。

市立貝塚病院によりますと、去年3月、全身のだるさを訴えた岸和田市内の当時74歳の男性患者について36歳の内科の男性医師は血液検査や心電図などの検査を行った結果、急性肝機能障害と診断し、入院させて治療を行いました。その後男性の容態が悪化したため、別の医師が改めて検査を行った結果、男性は急性心筋こうそくと診断され、翌日、死亡しました。
遺族からの申し入れで病院が調査した結果、初めに診察した医師は肝機能の数値が悪いのに気を取られ、心電図の異常を見落としていたことがわかりました。
病院は診断ミスがあったことを認めて遺族に謝罪するとともに慰謝料など2850万円を支払うことになりました。
これについて貝塚病院の井口正典院長は「病院側に重大な過失があったもので、申し訳ありませんでした。2度とこのような事故が起きないよう、万全を尽くしたい」と話しています。