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12月14日のながさきニュース
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長崎新聞
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朝鮮通信使巡るツアーを模索 日韓の旅行業者
 | 万関橋を視察するモニターツアーの参加者=対馬市美津島町 |
江戸時代に十二回来日した朝鮮王朝の外交使節団「朝鮮通信使」と日韓交流をテーマに対馬−壱岐−唐津−福岡を巡るモニターツアーが十三日始まり、日韓の旅行業者やマスコミが対馬の観光名所を訪れ、意見交換した。
国土交通省九州運輸局と県などが主催。日韓を結ぶ海上定期航路を活用した周遊切符導入の可能性を探ることが目的。
日本側九人は十六日まで、韓国側十人は十七日まで朝鮮通信使ルートを巡り、観光資源を視察。アンケートを取り、同局や県、海上旅客事業者らでつくる「周遊切符導入検討実務者会議」の基礎資料にする。
初日は、美津島町の万関橋や豊玉町の烏帽子岳展望台、和多都美神社などをバスで見学後、厳原町で意見交換。課題として低価格の船賃設定や交通手段の充実、宿泊施設の整備などが出された。
韓国側からは「魅力あるオプショナルツアーを企画して売りたい」「日本が投資してゴルフ場やアウトレットをつくってほしい」、日本側からは「ガイドを付けてしっかりした内容にしないと参加しないと思う」など厳しい意見も出た。
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