灼眼のシャナ＆A/B用語大辞典 ウートレンニャヤ＆ヴェチェールニャヤ

【種別】
紅世の王

【解説】
真名は“破暁の先駆”と“夕暮の後塵”、炎の色は二人揃って極光色。
一心同体の姉妹という他に類を見ない形の“王”。
『極光の射手』カール・ベルワルドと契約していた。
どうやら二人存在しているのではなく、一つの体に二つの人格がある模様。
故に態度の差異はあれど根本の部分は同じのようだ。
ウートレンニャヤは艶っぽい女性の声、ヴェチェールニャヤは軽くはしゃいだ少女の声。
カールともども浅慮な性格で、彼の失策を咎めるどころか一緒になって楽しんでいた。
その油断がたたり、三人揃ってシュドナイの神鉄如意に叩き潰された。
その後、XⅤ巻にて、二代目であるキアラ・トスカナが登場。
彼女らは過去の失敗からキアラを大切に育て、常に気を配っていた。
なかなか成長しないキアラにも優しく接する場面が多く見られた。

【由来・元ネタ】
名前の元ネタはロシア神話に登場する女神 ゾリャー･ウートレンニャヤ（Zria Outrenniaia）
ゾリャー･ヴェチェールニャヤ（Zoria Vetcherniaia）と思われる。

　「破暁」の「破」は夜が明けることを、「暁」は明け方を意味していると思われ、「先駆」は馬に乗って先導することを意味する。真名全体で「明け方に先駆けるもの」という意味があると思われる。
また、「夕暮」は夕暮れのことで、「後塵」は馬などが走ったあとにたつ塵のことで、真名全体で「夕暮れの後に残るもの」を意味すると思われる。
　彼女たちの由来である双子の女神はそれぞれ明けのオーロラと暮れのオーロラを司り、それが真名の由来となっていると思われる。また、先駆・後塵は共に戦場を駆ける力を契約者に与える彼女たちの本質のようなものを表現している。

【コメント】
☆デフォで姉妹丼。カール恐るべし。
☆契約者同様彼らの登場は数ページに過ぎない、無念。
☆今はキアラ・トスカナと契約してカールの時と違い丁寧に指導して、大切に育てている。
☆カールのことは大切に思っていた模様。
☆ソウルイーターのリズ＆パティとキャラが似ていると思ったのは俺だけではあるまい。
☆まさかの左右対称!?体を二分しているのだろうか
☆一応真名の由来を投稿したが、真名と通称の関係は逆だから上の説明は少し変かもしれない
　もしそれ以外の由来を解説できる人がいるなら是非修正してもらいたい
☆「破暁の先駆」＝「夜明けの直前」、「夕暮の後塵」＝「日没の直後」でいいんじゃない？　無理にオーロラを絡めなくてもいいだろう。
　真名からは、極光よりも、地平線下の太陽から差す光が想起される。