最近、仕事も忙しく、更新が10日ペースになってきてしまい、ねじを
巻きなおさなければ、とおもう今日この頃です。
さて、Oracleが11gを発表するようです。
10gのgはgridのgで、11には何がつくんだろうと巷の話題になっていましたが、
やっぱりgに落ち着いたようです。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0707/17/news027.html
このなかで気になったのは、やっとSQL開発環境でGUIツールが提供される
ようになったとの記事です。。
いわゆるRDBMS市場の破壊的技術さんたち、MySQLやEnterpriseDBでは、
すでにSQLのGUI対応がすんでおり、彼らの対象は比較的小規模な環境が
メインのはずですが、さすがに使う人を見方につけなければ生き残れない
立場上、使いやすさには気を使うようです。
逆に大規模なエンタープライズ環境をターゲットにしていたOracleはgことGrid
のような、一見、派手な技術実装に躍起になる傾向があるようです。。
どちらが良いのかは、市場が判断することですが、この既存技術対破壊的技術の
戦いは目が離せません。
OSにおけるLinuxにつづき、ミドルウェアでもOSSが牙城を切り崩すんでしょうか、
それとも既存技術の巻き返しなるか??
その戦いが終わると、次にはERPを含むEnterprise製品でのOSSとの戦いが
待っています。。
目が離せません。。。
2007年7月19日
既存的対破壊的技術
2007年7月10日
Saasにおもう。
Oracleの中経が発表されたようです。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/07/08/oracle/
どこのソフト会社も気にしていますが、Salesforceに代表されるSaasがこれからどんどん一般にも浸透していく見通しです。
松下幸之助氏の水道理論ではないですが、やっと「水道をひねると水がでるように」
コンピューティングの恩恵をだれもが受けられる世の中が近づいてきたのかも
しれません。。
Sunが10年以上前に行っていたことですが、最近になって現実味を
帯びてきました。あの会社もあまりに早すぎる戦略を取ってしまったようです。
コンピューティングが水道になるのならば、これからはダムや、水道管を工事する
人たちにチャンスがめぐってきそうですが、それには以下に魅力的なサービスが
Saasで実現できるかにかかっているのではないでしょうか。。
GoogleのDocs&SpreadSheetは、アイデアとしては良いのですが、もう少し
クオリティがあがればな、というのが実感ですが、ビジネスモデルとして成熟してくると、
一般的なソフトと同じように使える日がくるのかもしれません。
この世界は日進月歩なので、楽しみにしている毎日です。
2007年7月5日
アメーバ経営って。。。
7月に入って初めての投稿です。最近、プロジェクトに取り込まれており、
さぼり気味でした。
今回、ちょっと気になったのは、下記の記事です。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070629/128733/
アメーバ経営とは、京セラの稲盛さんのベストセラー本、アメーバ経営から
端を発していますが、要するに4-5人のグループにもPL/BSを管理させて、
自分のグループの収支が見えるようにしよう、というものです。今流行の
みえる化の一形態といっていいかもしれません。。。
最小単位のグループで、利益センターと捉えようということだと思いますが、
自分の経験から言っても、コストセンターだった部署があるひ突然、利益センターに
なるというのは、混乱が大きいものと思います。
経営者としては、すぐにでも導入したくなるのでしょうが、適用できる組織は
限られてくると思いますし、導入には慎重になるべきでしょう。。比較的外資チックな
社風をもっていて、権限委譲がすすんでいる組織でかつ、サポートするITが
整合性あるものであれば、試す価値はあるのかもしれませんが、まず普通の
日本企業では、失敗することと思います。。。
経営には、いろいろと流行廃りがありますが、新しい経営手法を導入するときは、
自社の組織・風土に本当に合うのかどうかをきっちり見極めたいところです。。
予断でですが、アメーバ経営のような、ちょっと世知辛い(失礼)経営手法が
よく関西系の企業からでてくるのは、興味深いです。。
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