熊本市の慈恵病院が「こうのとりのゆりかご」の名で運用している赤ちゃんポストに9月以降、新たに3人の新生児が預けられていたことが12日、わかった。5月に運用を始めてから預けられた乳幼児はこれで11人になった。
関係者によると、新生児は男児2人、女児1人で、いずれも生後1週間前後とみられる。9月から今月上旬までの間に、受け入れ窓口に置かれていた。3人とも健康状態は良いという。熊本県や市、慈恵病院は詳細を明らかにしていない。
これまで預けられた8人については多くが乳児院で育てられている。県や市は来年5月をめどに赤ちゃんポストの利用状態を公表する予定。