奈良市は来年4月から、市内42カ所で実施している学童保育「バンビーホーム」を平日午後6時まで1時間延長することを決めた。12日の市議会本会議の代表質問で、藤原昭市長が答弁した。
市によると、バンビーホームは、全児童の約14%の約2600人が利用している。通常平日は午後5時まで。現在、12カ所は市が嘱託の指導員に報酬を支払うことで既に同6時まで延長している。旧都祁村内の3カ所は同7時まで、六条小は保護者有志の協力で同7時までそれぞれ延長している。
来年4月からは、嘱託の指導員を時差勤務にすることで、同6時までは全面的に延長する。市は「今後、午後7時までの延長を目指す」としている。【高橋恵子】
毎日新聞 2007年12月13日