ほんとは金曜日に書いていたんだけどPCの調子が悪くて断念。
…で、今日になりました。
前回のハルシオンから「睡眠導入剤」つながりで。
マイスリー(Myslee)アステラス製薬株式会社(山之内+藤沢)が出しています。
因みに開発はサノフィ・アベンティス社(当時はサノフィ・サンテラボ社)です。
余談ですが、藤沢サノフィ・アベンティスとの合弁関係を解消したらしいですが、このお薬についての扱いは何ら変更がないそうなので、ユーザーには全く何の影響もありません。
さて、このマイスリー(あくまでも日本でのお名前です。欧州ではStilnox、米国ではAmbienと呼ばれているらしい)。
一般名はゾルピデム(酒石酸ゾルピデム/Zolpidem tartrate)といいます。
フィルムコート錠で5㎎と10㎎があります。
シートの色が5㎎はグリーン、10㎎はピンクとちょっと可愛いので私は意外と好きだったりします。
この薄いオレン色の錠剤との出会いは…2年ほど前になります。
転勤してストレスで眠れなくなっちゃったんですね。
で、処方してもらった訳です。
この手のお薬はなんでもそうなのですが、基本的に眠る準備が出来上がってから飲むものです。
そんなことはよーっく知っていたにも関わらず、おバカな私は飲んでからお洗濯とか始めちゃったんですよ。
で、翌日。
…記憶がない(汗)。
ま、俗に言う「一過性前向性健忘」ってやつなんですけれども。
どうやらいろいろとやらかしていたらしく、なんか怪しいお料理とか(しかもそれをお弁当にする予定だったらしい形跡も…)いつの間に買出しに行ったのかひとりでパーティー状態だったりとか、謎の痣(しかも妙に大きい)が出来ていたりとか…。
一晩でよく活動したなあ、と。
因みに最後はちゃんとベッドに入ったらしい。
そんなこともあり、暫く離れていたのですが、訳あって今年の10月くらいに再会の運びとなりました。
…勿論今は気をつけております。
ああ、で、私の個人的なことはさておいて。
このお薬の事を書かねば。
血中最高濃度に達するのはおよそ0.7時間~0.9時間、およそ消失半減期は1.7時間~3時間。
「効いてきたかも」と実感するのは最短15分といわれています(私も実際そのくらいで記憶が薄れます)。
そして、8時間後の血中濃度を調べると投与量に関係なくほぼゼロらしいです。
ほぼゼロってことは、夜寝る前に飲んだら朝には残り難いってことですよね。
そういう意味では優秀なお薬なのかも知れません。
…一部の副作用(?)を除いては。
で、そんなお薬なので致死量はとんでもない量になります。
もう計算するのも嫌なくらい。
要するに死ねないお薬ってことです。
…誰もそんな結論は求めていないですよね(汗)。
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