KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2007年12月13日(木)の KCT TVニュースから]

高梁川水系渇水調整会議 今月20日から取水制限(倉敷市)

高梁川水系水利用協議会が渇水調整会議を開き、今月20日から取水制限を行うことを決めました。
協議会には、岡山河川事務所や流域の市や企業などの関係者ら46人が出席しました。高梁川流域では9月以降少雨傾向が続いており、高梁川水系の主要6つのダムの貯水率は、13日午前9時現在で45%にまで減少し、平年を30ポイント下回っています。地方気象台発表の季節予報でも今後まとまった雨は期待できず、このまま雨が降らない状況が続けば、早ければ来年3月5日にもダムの水が底をつく厳しい状況となっています。そこで今月20日から上水道で5%、工業用水と農業用水で10%の取水制限を行うことを決定しました。協議会では流域住民に節水を呼びかけるとともに今後もまとまった雨が降らず、貯水率が30%を切る状況になれば、再び会議を開き、さらに厳しい節水対策を検討することにしています。

大注連縄の張替え(倉敷市)

倉敷市本町の阿智神社で、新年を迎える準備、拝殿の「大注連縄の張り替え」が行われました。
阿智神社では、2年前から拝殿の大注連縄や境内に飾る注連縄を氏子たちの手作りで奉納しています。今年も、8月に御神田で青田刈りした稲ワラを材料に、先月15日からおよそ一ヶ月かけて製作してきました。きょうは早朝から、およそ30人の氏子が境内に集まって、より合わせの作業を行った後、お祓いをして拝殿に飾りつけました。新しい大注連縄は、去年とほぼ同様の長さ6m弱、重さは200kg近くある立派なもので、氏子の努力の甲斐あって、青々とした瑞々しいものに仕上がりました。6月の御田植祭に始まった関係する主な行事も一区切りということから、新しい大注連縄を前に、氏子たちも感慨深げでした。

玉野高校でお飾りづくり(玉野市)

地域の独り暮らしのお年寄りに良い年を迎えてもらおうと県立玉野高校の3年生が正月用のお飾りづくりに取り組みました。
玉野高校では、地域の人への3年間の恩返しの思いを込め、毎年、3年生の有志が正月用のお飾りを手作りして独り暮らしの高齢者へプレゼントしています。今年も3年生の有志60人が柔道場に集まり、稲ワラを使ってメガネ型のお飾りづくりに挑戦しました。ほとんどの生徒が、お飾りづくりが初めてということでなかなか上手くいかず難航しましたが、互いに協力しながらワラをよって縄に編みメガネ形に仕上げていました。形ができあがると、クラスごとに手作りした水引や紅白の梅の花などの飾りをつけて完成させました。出来上った50個のお飾りは、終業式が行われる21日に、3年生が、築港地区の独り暮らしの高齢者を訪ねて手渡すことにしています。

(最終更新 12/13-18:43)

KCT市民チャンネル インターネット配信中!
市民チャンネガイド
市民チャンネル番組ラインナップ
今月の市民チャンネル番組表
ページの先頭へ