慰安婦決議の要旨 |
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【ブリュッセル13日共同】欧州連合(EU)欧州議会が採択した従軍慰安婦決議の要旨は次の通り。 ▽事実認定など 一、第2次大戦終戦まで日本政府は軍に対する性的労働のため、慰安婦徴用に関与。 一、20世紀最大の人身売買の1つ。 一、数十件の訴訟が日本の法廷で棄却。 一、1993年の河野洋平官房長官、94年の村山富市首相の談話を歓迎。 一、日本の一部政治家が談話を希薄化、無効化する意見を表明。 一、日本の一部学校教科書が慰安婦問題を矮小(わいしょう)化。 ▽対日要求 一、公式な被害認定、謝罪を行い、明確な形で歴史的、法的な責任を負うことを日本政府に要求。すべての元慰安婦、遺族らへの賠償を要求。 一、慰安婦問題が存在しないとする主張に対する公式な否定を要求。 一、日本の国会に賠償請求の障害を除去する立法措置を要求。 一、日本国民と政府に、自国の歴史を十分に認識することを奨励し、将来にわたる教育を要求。
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(初版:12月14日1時40分)
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