【台北・庄司哲也】台北市内にある世界一の高さのビル「台北国際金融センター(通称・TAIPEI 101)」(101階建て、高さ508メートル)の91階(高さ391メートル)にある展望台から11日、オーストリア人男性が当局に届け出ないまま、パラシュートを着けて飛び降りた。警察当局は往来妨害の容疑で捜査を開始。無事、着陸した男性は、タクシーに乗り込み空港から香港へ逃走した。
台湾紙「中国時報」などが報じた。飛び降りたのはフェリクス・バウムガルトネル氏(38)で、ドーバー海峡をスカイダイビングで横断するなどの冒険を行ってきた。
同氏はビルの角に設置された照明設備から両手を広げてダイブ。パラシュートが無事開き、3分後、別のビル屋上の駐車場に着地した。
同氏は、センターにも警察にも届け出をしておらず、警備員の監視をかいくぐり、展望台の柵を乗り越えた。センターや警察はカンカンで、行方を追っている。
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