万能細胞作った山中教授、NYタイムズが大きく掲載2007年12月13日09時17分 米紙ニューヨーク・タイムズは、山中伸弥・京都大学再生医科学研究所教授の人物像を紹介する記事を11日付で掲載した。万能細胞(iPS細胞)を人の体細胞から作った「時の人」は、米国でも注目を集めている。
記事は、科学別刷りの1面から4面に続く長文で、「冒険する性格は、彼の遺伝子に組み込まれている」という見出し。 成人の皮膚などの細胞を万能細胞に変えるため、遺伝子を導入するアイデアを考えついたものの、遺伝子の選び方には無限に近い可能性がある。記事によると、山中教授は24の候補を「とても科学的とはいえない経験に基づく勘」で選んだが、結果的には必要な四つの遺伝子がすべて含まれていたと伝えている。 また、記事で「遺伝子選びは宝くじを買うようなものでしたが、私はラッキーでした。当たりくじを買ったわけですから」という山中教授のコメントを引用している。 PR情報この記事の関連情報サイエンス
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