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新型インフルエンザ 未知の脅威、食料備蓄は必須 (1/3ページ)

2007.12.13 08:07
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鳥インフルエンザ感染が確認され、鶏の処分や消毒が行われた養鶏場=1月14日、宮崎県清武町鳥インフルエンザ感染が確認され、鶏の処分や消毒が行われた養鶏場=1月14日、宮崎県清武町

 インフルエンザの本格的な流行シーズンとなったが、それとともに新型インフルエンザの発生・流行が心配されている。新型は世界同時に起こる大災害。いったん流行すれば、年齢に関係なく多数の死亡者が出ると予測されているだけに、万が一に備えた準備を家庭でもしておく必要がある。(平沢裕子)

 いま最も心配されているのが、致死率が高く全身感染をもたらす「高病原性H5N1強毒性鳥インフルエンザ」が、人に感染する新型インフルエンザとなること。もともと鳥のウイルスのため、免疫をもつ人はほとんどおらず、このウイルスにさらされるとほぼ100%感染する。しかも免疫がない分、重症化しやすい。最悪の場合、日本で210万人、全世界で1億4200万人の死亡者が出るとの推計もある。

 それでも新型をこれまでのインフルエンザの延長線上にあるものとして、「自分は若いから大丈夫」と考えている人も多い。しかし、国立感染症研究所の研究員、岡田晴恵さんは「新型と通常のインフルエンザはまったく別物と考えてほしい」とくぎをさす。

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鳥インフルエンザ感染が確認され、鶏の処分や消毒が行われた養鶏場=1月14日、宮崎県清武町

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