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議論呼ぶ道路特定財源の暫定税率問題

もうひとつ大きな議論となっているのが、道路特定財源の暫定税率の扱いの問題である。暫定税率は30年以上も続いている。自動車を持っている人は、ガソリン税として、本来の税金約29円に加えて、約25円余分に払い続けている。これが無くなれば、車を持っている人は助かる。今ガソリンの値段が上がっているので、25円下がるということは大きい。

自民党は、暫定税率をさらに10年間続けることを主張し、民主党はこれをもう廃止するべきだと主張している。

予算関連法案について、自民党と民主党は様々な点で対立している。ここで、民主党は自民党を徹底的に叩き、戦おうとしている。民主党は、新テロ特措法案で戦っても世論の共感が得られないが、予算関連法案で戦えば世論の支持が得られると考えたからだ。

だから、民主党は予算関連法案で自民党と徹底的に戦う。徹底的に戦うということは、徹底的に審議を延長するわけで、予算が成立せずに暫定予算で自民党は2008年度を過ごさなければならないということになる。暫定予算で、4月からどこまでいけるのか。

さらに、暫定予算で続けることが、一体、自民党にとってどれだけダメージとなるのか、はたまた、民主党にとってダメージとなるのか。ここを両者ともに測りかねて、勝負をしている。

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