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民主党のマニフェストと“埋蔵金”問題

民主党が平成の埋蔵金を要求する理由は、民主党のマニフェストに関係がある。

民主党は参議院選挙のときに「3つの柱」を立てた。基礎年金を全部税金でまかなう、農家一戸一戸あたりに全部で約1兆円の補助金を出す、育児手当として約2兆4000億円支給する。この3つの柱をすべて実現させるためには、全部で15兆3000億円かかる。

岡田さんや前原さんの時代には、基礎年金を税金でまかなうためには、消費税を3パーセント上げる必要があると言っていたが、小沢さんは全く上げなくてよいと言っている。だから、15兆3000億が必要になる。

そこで民主党は、特別会計を徹底的にオープンにすることで、“平成の埋蔵金”からこの15兆3000億円を捻出しようとしているのだ。

この特別会計をめぐって、自民党と民主党が大きく対立することになるだろう。自民党は、民主党の3つの柱に対して「こんなものはインチキだ、架空のものだ」と言っている。一方民主党は、ここで勝負をかけようとしている。

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