品名 | 説明 | 価格 |
SEED(大麻の種) | これが無いとはじまりません 自分にあったモノをセレクト ノーザンライト、スカンク#11とかが栽培が簡単と聞く また、ホワイトウイドー、ブルーベリーなんてのが最近の流行 |
7千〜3万円前後 |
ホームハイポニカ | 水耕栽培の機具です 簡単に短時間で大きく育てるための必須アイテムです 楽天市場なんかで売ってます 作りが簡単なので自作も可能 |
8400〜36540円 今回は8400のものを使用 |
肥料 | GHフローラ(Grow,Micro,Bloom)やハイポネックス(原液、開花促進剤、微粉、観葉植物) メネデール、HB-101、ハイポニカ肥料などありますがGHフローラをお勧めします エプソム塩(硫酸マグネシウム飽和溶液¥3150)も用意 |
4千円前後 |
照明機器 | HID、HPSなどの高光量タイプがベスト 岩崎 M400DL/BUDPアイクリーンエース400w高力率安定器セットがお勧めです 価格は3万円前後です 金銭的に余裕が無ければパルックボール100Wを4個〜10個でも可能です アサヒプラントライト100Wも欲しいところ |
パルックなら1個千円前後 HID、HPSはセットで3万円前後 |
温度計、湿度計 | 植物の栽培には欠かせません 室温を20〜25度に保てれば最高です |
千円前後 |
アルミはく等 | 車用のサンシェイド(銀色のピカピカのやつ)や大きな鏡、もしくはアルミはく これで植物の周辺を覆い、光を沢山あてるために使用します また、保温効果も期待できます |
2千円前後 |
24Hタイマー | 光をあてる時間を管理する | 千円前後 |
換気扇 | 照明機器によっては(HID、HPSなど)は高温を発生します また、空気がよどむのは植物、人間ともに良くありません 充分な換気を行いましょう 小型の扇風機を代用するのもイイですね(安価です) |
5千円前後 |
タッパ | 100円ショップでフタつきの物を購入 | もちろん¥105 |
スポイト | 肥料を量るのに使用します 5本くらい用意 | 1つ¥50くらい |
各期における配合割合
水1ガロン(3.78L)につき以下の用量を混ぜる
ハイポニカの水量は9リットルなので2.38を掛けた数量になります
例) 生長期 G−15ml×2.38=35.7ml
最初は薄くしてそのままの15mlからはじめ徐々に濃度を上げる
そうする事で枯らす心配がありません
Grow | Micro | Bloom | |
幼苗期 | 3.5ml | 5ml | 2ml |
生長期 | 15ml | 10ml | 5ml |
開花前期 | 10ml | 10ml | 10ml |
開花後期 | 5ml | 10ml | 15ml |
期 | 夜 | 昼 |
幼苗期〜生長期 | 0時間 | 24時間 |
前開花期(短日処理期間前半) | 12時間 | 12時間 |
短日処理期間後半 | 14時間 | 10時間 |
幼苗期
昼24時間/夜0時間/最初の1週間くらいは200Wくらいで |
G-3.5ml/M−4ml/B−2ml |
昼18時間/夜6時間/光量は最大 |
G-15ml/M−10ml/B−5ml |
硫酸マグネシウム飽和溶液−2〜4ml |
この設定で2〜3ヶ月栽培(40cm以上になるまで)
培養液の補充は5〜7日ごと
見極めが出来ない場合は一度、培養液を抜いて入れ替えるのが一番簡単です(勿体無いケド)
生長するに従い自立が困難になってきたら添え木(ホームセンターなどの園芸コーナーにある。または、割り箸などで代用可能)
をしてあげましょう
ちょとしたテクニック
曲げ(ベンディング)
Top(植物の一番上)から10cmくらい下の枝を糸などを使って下に曲げます
こういったストレスを与えると麻はTHCの量が変化します
これはベンディングでは無いが・・・・
扇風機で時々風を当てたり、下部の葉っぱを切るなどして刺激(ストレス)を与えると同じ効果が得られる
sensiミュージアムでも扇風機で風を当ててました
芽摘み
芽摘みとは生長期にTopの芽を取り枝や葉の発達を促進させる効果がある
時期は発芽後、1ヶ月以上経過しており、かつ短日処理を行う10日前以前に行う
特に必要な事ではないが芽摘みを行うとバッズの収穫量が増える
初心者は芽摘みの回数を10回までにしておくのが無難です
しなくても良いので不安があるならやらなくてもOK
炭酸
生長期に二酸化炭素(炭酸)を与える(昼)と生長が促進されます
炭酸の作成方法は以下です
・ドライアイスを置く
・Co2ボンベ(熱帯魚屋さんに行けば売ってます) 千円〜3千円くらい
1回6秒くらいスプレーする
昼の時間帯に2〜3回程度で良い
・作成する場合
用意する物 500mlのペットボトル、砂糖150g、水150cc、ゼリーのもと4g、イースト菌2g
まず鍋に砂糖と水を入れて弱火にかけて砂糖を溶かす
次に、ゼリーのもとを少しずつ入れながら混ぜる
この時、沸騰させないように注意してください
ゼリーのもとが溶けたら、ペットボトルに入れて冷蔵庫で冷やして固める
ゼリーが固まったらイースト菌を入れてペットボトルの8分目くらいまで水を入れたら完成です
2〜3時間でCo2が出てくると思います
500のペットで1週間程度、炭酸を放出し続けます
やらないよりは効果がありますが1本より3〜5本くらいやれば効果テキメンです
1ヶ月分ならペットボトル20本くらい作って置いて必要になったらイースト菌と水を入れて炭酸を発生させるのがイイですね
・注意事項
芽摘みをやり過ぎるとバッズの生長が悪くなる
炭酸を与えるのは必ず昼
炭酸は空気より重いので必ず扇風機などで空気を循環させる事
炭酸を与えると生長が促進されるため、培養液の減りが早くなりますので
通常より2日前後早いタイミングで培養液を追加してください
前開花期
植物の丈が40cmを越えたらいよいよ開花準備です
それでは短日処理を行い開花させましょう
昼12時間/夜12時間/光量は最大+アサヒプラントライト/3週間くらい |
G-10ml/M−10ml/B−10ml |
硫酸マグネシウム飽和溶液−2〜4ml |
室温は昼20〜30℃以下/夜10〜20℃以下にすれば良質のバッズが出来る
照明にアサヒプラントライトを追加します
培養液にP(リン)を多く含んだ「原液ハイポネックス」を2000倍
開花促進剤2000倍を追加
この2つは同時ではなく交互に与えてください
理由は開花時期にはPが余分に必要となり光は赤の波長が多い物が必要だからです
出来れば照明を横からも当てれればバッズの質や量も変化します
重要!!
シンセミア作成
オスとメスを交配させない(受粉させない)のがシンセミアと言います
シンセミアにする事でTHCの量はかなり増加し、良質なバッスが出来上がります
ではシンセミアの作成方法です
通常のレギュラーシードの場合、オスとメスのできる割合は半々です。
見極め方は以下です
通常、オスが先に開花します
メスはヒゲの様なものが出ており、オスはそれがありません
メス先端部にヒゲのような オスにはヒゲがなく、このまま生長する
ものが生えている と、先端部分が割れて花粉を落します
オスはそのままにしておくとメスに受粉してシンセミアが出来ません
せっかく育てたのですが、メス以外は引っこ抜いてください
最初の1週間前後くらいで生長が遅くなり10〜20日前後でバッズがつきはじめどんどん大きくなります
この時点でバッズの大きさをはかっておいてください(収穫する時期を見極めるのに必要です)
次にバッズが成熟期に入ります
この時期になると独特な匂いが漂い葉、バッズの表面に樹脂(キラキラした液体)が出てきます
かなり臭いがするので空気清浄機や消臭剤を部屋に置きましょう
収穫時期の見極め
雌花の柱頭(ちゅうとう:メシベの先の部分)がはじめは白だが熟成がすすむと茶色や赤色に変色してくる
そしてバッズ生長が止まります(バッズによっては開花期が2ヶ月近くあるものもあります)
この時点でバッズのTopの20%前後が白、80%前後が茶色、赤色に変色していればOK
この後、1〜2週間後に収穫となります
収穫1〜2週間前は昼10時間/夜14時間にする
次に肥料を全て無くして真水のみにします(ケミ抜きなどと呼びます)
光量は変化なしです
また、湿度を50%以下にしておくと良質なバッズが出来ます
植物に過酷な条件を与えるとTHCの含有率が高くなるからだそうです
また、収穫48時間前から光を全く当てないで夜48時間にすると樹脂量と質が変化する
この様に色々な工夫をするのもグロウの楽しみでもありますね〜
収穫
収穫の方法はハサミやカッターなどで切り取ればOK
収穫の時間は夜の方がいいらしいです(THCが10%多かったとの報告もある)
乾燥(簡単乾燥)
バッズは表面から出た樹脂で粘つくが触らない方が良い
樹脂が減ると効果も落ちるのだ
次にバッズの枝を洗濯バサミやクリップで洗濯物を干す様に必ず陰干しする
湿度は50〜60%にしておく
室内で不可能ならば冷蔵庫でOK
上記の条件ならどこでもいいので1週間程度乾燥させるとようやく完成だ!!
保存は冷蔵庫にジップロックなどに入れて保存すればOK
マニアック乾燥方法
バッズの表面のリーフがパリパリになるまで乾燥させる(1週間前後)
バッズをポリ袋に入れてる
ポリ袋横に小さい穴を開けて空気の出入りを調整
ポリ袋を紙袋に入れて冷暗所に保管(紙袋が湿気を吸収する)
1日に1回は中を開けて空気を入れ替える(カビには常に要注意/発生した場合はすぐさま切取る)
3〜4週間程度香りが変化してきます
この時点で芯まで乾燥してるはずですが乾燥してなければさらに続けます
乾燥したらバッズを密閉した容器(タッパなど)に入れ替えて同じように毎日密閉容器の中の空気を入れ替
えます
(2〜4週間)
これで今までにない良質なバッズの完成です
今回は水耕栽培を中心にしてきまた
この方法が全てではありませんし、もっと良い方法がきっとあるはず
培養液の濃度を変えたり照明をもっと明るいものにする
植物を縦にではなく横に生長させる方法もあるし、網を張って面に生長させる方法なんてのもある
答えは無い
だから面白いんだろう
オランダではけっこう土耕が多い
味が水と土では変わるんだそうだ
次回は土耕を紹介しようと現在DATAを集めている最中です
オランダに行く機会があれば現地の情報を公開します