排ガス規制 最も厳しい水準に
新たな規制値は、環境省が専門委員会の答申に基づいて検討してきたもので、13日に正式に告示されました。それによりますと、ディーゼル車の排気ガスに含まれる粒子状物質を走行距離1キロ当たり車種ごとに5ミリグラムから7ミリグラム以下と、現在より60%近く引き下げ、技術的に計測できる限界に近いレベルまで厳しくします。また、窒素酸化物についても、現在より40%から60%余り低い値に規制が強化されます。こうした規制値は、同様の規制があるヨーロッパよりさらに低く、世界で最も厳しい水準になるということで、再来年から、販売されるすべてのディーゼル車の新車に適用されます。全国の幹線道路沿いでは昨年度、二酸化窒素と粒子状物質の環境基準を達成できなかった地点がのべ71か所に上っており、環境省は、今回の規制の強化によって大気汚染を改善したいとしています。 |
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