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公衆浴場無料など子育て世帯を支援しようと、兵庫県は11日から、県発行のパスポートを見せると、県内の約500店で飲食などの割引サービスが受けられる「ひょうご子育て応援の店」制度を始めた。協力するのは飲食店やクリーニング店、百貨店など生活に密着した店ばかり。県は来春までに1000店を目標に店を増やす計画で、子育てに奮闘する親たちへ利用を呼び掛けている。 昨年の県の出生率は1・28と、全国平均の1・32を下回っており、県は子育てをしやすい環境作りを進めようと検討。18歳未満の子どもがいる世帯を対象に、パスポートの発行を決めた。 手順は、協力店内にある「応援の店」を示すステッカーや、県ホームページから二次元バーコード「QRコード」をカメラ付き携帯電話で読み込む。住所や氏名、子どもの生年月日などを送信すると、コウノトリと県のマスコット「はばタン」がデザインされた画面が返信され、その画面自体がパスポートになる。 特典として、県内81の公衆浴場で月1回子どもの入浴料が無料になるほか、コープこうべ170店舗では、妊産婦が店内で購入した商品の無料配達を実施。住宅ローンの金利を優遇する信用金庫もある。また、同制度は「子育て応援・関西キャンペーン」とも連動しており、大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、徳島の6府県にある約5000店舗でもパスポートが利用できる。 携帯電話が利用できない場合は、往復はがきで申し込む方法もある。問い合わせは県少子政策課(078・362・4232)。 (2007年12月12日 読売新聞)
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