年金記録問題を巡る町村信孝官房長官の11日の発言と12日の釈明の要旨は次の通り。
【11日】
(参院)選挙中だから、ある程度簡略化してものを言ってしまっているところが確かにあった。7月の政府・与党のとりまとめは、最後の一人まで全部、(来年)3月末に(特定、支払いを)やると言ったわけではない。選挙だから、「年度内にすべて」と(表現を)縮めて言ってしまった。
【12日】
5000万件すべての行き先を確定することまで説明したつもりはない。私は正当化したり問題がなかったなどと言うつもりはまったくない。それどころか、ずさんな処理ははなはだしく問題であり、国民におわびしなければならないと認識している。
毎日新聞 2007年12月12日 21時48分