どうしたらなくせる？　いじめＮＯ意見交換　魚津で３２人子ども会議

　いじめをテーマにした魚津市の「子ども会議」が十一日、同市役所第一分庁舎であり、いじめをなくすための取り組みについて児童、生徒らが意見を出し合った。

　市内の十三小学校の五、六年生、二中学校の二、三年生の代表三十二人が参加した。昨年に続いて二回目の開催になる。

　グループ討議では、（１）クラスの友だちがいじめにあったらどうするか（２）いじめる人といじめられる人の気持ち（３）ネット（メール）いじめ−の三テーマでグループごとに意見交換した。

　討議では、いじめはすぐに止めないと大きくなってしまう▽いじめられている人を一人にしない、勇気づける、声をかけてあげることが大切▽いじめられている人に声をかけないのは無視しているのと一緒で、いじめと同じ▽頼れる人に相談して助けを求める▽メールなどに相手の心を傷つける書き込みをしない−などの意見が出た。　（武田寛史）