フジテレビ系全国ネットで、2008年1月4日(金)、5日(土)の二夜連続で放送されるスペシャルドラマ『のだめカンタービレinヨーロッパ』。先月末に、二度目の欧州ロケに旅だった撮影隊から、最新ショットが到着した。見てのとおり、のだめがモーツァルトに大変身!? カツラをかぶり、真っ赤な衣裳に身を包んだ上野樹里が、フランス・パリ郊外のヴィニー市にある教会で、モーツァルトになりきってのコスプレ名演技を繰り広げた。
この日行われたのは、主人公のひとり、
上野樹里演じる“のだめ”こと野田恵が、伯爵家の元貴族のお屋敷に招かれ、初めてのリサイタルを行うというシーン。とんだハプニングで、用意していたドレスを着ることが出来ずに困っていたのだめに、城主が衣裳を貸そうと申し出てくれたのだが…?
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演奏シーンはほぼノーミス! 上野樹里 |
実は、その城主はモーツァルトマニア。案内された衣裳部屋の中には、豪華な貴族風ドレスと一緒に、頭からつま先までモーツァルトになれる一式がそろっていたのだ。迷うことなくその衣裳を身につけたのだめは、モーツァルトになりきって、初リサイタルの演奏に挑む。最初の曲は、モーツァルト「キラキラ星変奏曲」だ。
撮影に同行していたプロデューサーの
若松央樹(フジテレビドラマ制作センター)は、
「モーツァルトの衣裳は魔法の衣裳です。あの衣裳を身につけると自然とテンションが高くなるんでしょうか? 上野さんは、撮影前からくるくる回ってみたり、衣裳に合せて歩き方を変えてみたり、夜の撮影まで体力が持つのかな? と心配になるくらい高いテンションでしたね」と、撮影直前の様子を語る。そして実際に撮影が始まると…?
「心配する必要なんか、全くなかったです。ピアノリサイタルのシーンは、順調すぎるくらい順調に撮影が進みました。というのも、上野さんの演奏が完璧で、ほぼノーミスだったからです。おそらく、かなり練習をして挑んだのではないでしょうか。前回の海外ロケでは玉木くんが、見せ場となるシーンでの指揮を完璧にこなしましたし、ふたりとも本当にすばらしいですね」と絶賛。
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カツラと衣裳もばっちりお似合い!! 上野樹里 |
このリサイタルシーンは、今回のスペシャルドラマの中で、のだめにとって最大の見せ場となる。撮影を無事終えた上野は、
「モーツァルトの格好をして、とてもすてきな場所で撮影をすることができて、モーツァルトの曲がとても好きになったし、楽しかったです」と、演技そのものはもちろん、なかなか着ることのない中世ヨーロッパの衣裳や、ステンドグラスに彩られた欧州らしい教会の雰囲気まで、まるごとすべて満喫した様子だ。
クラシックの本場・ヨーロッパで、
上野、
玉木が真剣勝負で挑んだこれら演奏シーンが大きな見せ場となることはいうまでもないが、“のだめ”の世界観になくてはならない随所にちりばめられた壮大なギャグは日本を飛び出し、パリでも健在。さらに
ウエンツ瑛士、
ベッキーら新しい仲間たちの登場など、今回の“ヨーロッパ編 のだめ”は、連ドラからさらにスケールアップ! 期待を裏切らない仕上がりとなりそうだ。放送は、
2008年1月4日(金)、5日(土)、ともに21時03分から。どうぞお見逃しなく!!