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清風南海中の先生が元教え子の下着ドロ

 超進学校の先生が下着泥棒、被害者は元教え子--。大阪府警河内長野署は21日夜、教え子だった女子大生(20)の下着を盗んだとして、私立清風南海中学校(大阪府高石市)の教諭稲津宏容疑者(52=河内長野市)を窃盗の現行犯で逮捕した。

 調べでは、稲津容疑者は21日午後11時ごろ、女子大生が家族と住む河内長野市末広町の自宅に侵入。1階の開いていた窓から手を伸ばし、室内に干してあったブラジャーなど下着4枚(約6000円相当)を盗んだ疑い。稲津容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。女子大生は以前にも下着を盗まれたことがあるといい、同署では余罪も含めて調べている。

 居間にいた女子大生の弟(18)が物音に気づき、塀を越え逃げようとする稲津容疑者を発見した。110番通報したするととすぐに、弟は「コラッ」と声をかけ、約300メートル追跡。稲津容疑者を取り押さえ、駆けつけた同署署員に引き渡した。

 稲津容疑者は盗んだ下着を手で握り締め走っていた。捕まる直前、宙に放り投げたため、下着はハラハラと現場に舞い散った。犯行当時、稲津容疑者は酒を飲んでいた。

 清風南海中学校は1983年(昭58)年開校し、中高一貫教育で今春54人の京大合格者を出した大阪有数の進学校。稲津容疑者は83年から生物、地学担当として勤務し、鉄道研究部顧問を務めていた。女子大生が清風南海高校在籍時に地学を担当した。本井巧三教頭(56)は「質問に丁寧に答える熱心な先生。厳格に処分を検討する」と話した。

[2007年5月23日9時23分 紙面から]

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