2007年12月12日(水)
救急搬送支援システム運用始まる
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重症患者の救急搬送をより迅速に行うため、県警は十二日から、救急車の接近に合わせて進行方向の信号を青に切り替える「現場急行支援システム」を運用する。これに先立ち十一日、救急車を実際に走らせ信号の動作などを確認する走行試験を青森地域広域消防事務組合消防本部の協力で行った。結果は良好で、関係者は救命率向上や、運転者の負担軽減等に手応えを感じていた。
青森戸山高校近くの青森自動車道救急車退出路から、県立中央病院までの約三・三キロが対象。同システムは東北初、全国で十二番目の導入で、十月から十一月にかけて制御プログラム更新などを行い、現場の意見を聴きながら約二週間かけて信号のタイミングを微調整した。
同日の試験では、同本部東消防署筒井分署の救急車がサイレンを鳴らさず赤色灯のみ点灯し制限速度内で走行、約六分で県病に到着した。救急車接近を知らせる情報板を道路沿い四カ所に設置しており、青森市小柳交差点を右折する際も、交差する道路の車両に向けて「救急車接近」の文字が表示された。
県警交通規制課の須藤一邦次長は「一般道に合流する際、少し時間がかかったが、最初の信号から県病まで一般車両で九分程度かかる道のりを五分以内で到着できた」とし、緊急走行ではさらに時間短縮が図られるのでは、と期待感を示した。また、山口智博消防司令補は「最徐行、一時停止、再発進と、今まで赤信号で傷病者、運転者双方にかかっていた負担が軽減される」と語った。
※写真=県病に向かう救急車。交差点を通過する際、交差する道路を走行するドライバーに、注意を促す表示が出る
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