◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
「オグシオ杯」誕生へ―。日本バドミントン協会が、超人気ペアの小椋久美子、潮田玲子(ともに24、三洋電機)の冠大会を検討していることが11日、明らかになった。対象としているのは全日本小学生選手権。女子ダブルス部門の覇者にオグシオ杯を授与し、第2のオグシオ発掘につなげるプランだ。
同協会の底辺拡大政策で、バドミントンの競技人口は毎年右肩上がり。協会登録者は2006年度で22万2136人に達している。増加分はほとんどが小学生。しかも、五輪開催年は飛躍的に増える傾向がある。4年に一度のビッグチャンス。「30万人」への起爆剤としてもオグシオ効果を利用しない手はない。
今年の全日本小学生選手権は今月22日から大阪・舞洲アリーナで行われる。「そこで具体化するでしょう」と同協会の今井茂満事務局長。ただし、オグシオ杯誕生は「北京五輪でメダルを取った場合」の条件付き。あくまでも、その記念事業としての冠設定だ。28、29日の日本リーグ(代々木第二)でオグシオの07年は終了。競技普及も担って五輪イヤーに突入する。
(2007年12月12日06時00分 スポーツ報知)