「中国運営の油田を攻撃」　ダルフール反政府勢力

　スーダンからの報道によると、ダルフール紛争の反政府勢力「正義と平等運動（ＪＥＭ）」の指導者ハリル・イブラヒム氏は１１日、ＪＥＭの軍が同日早朝、中国が運営するスーダン中部の油田を攻撃、占拠したと述べた。

　ＪＥＭは１０月にもスーダン中部で中国運営の油田を攻撃、労働者数人を拉致したとされる。

　ロイター通信によると、イブラヒム氏は油田を防衛していたスーダン軍兵士多数が今回の攻撃で死亡したと述べた。

　ＪＥＭは「中国がスーダン政府を支援することで、ダルフールの危機を高めている」と主張している。（共同）