2007年12月

2007年12月01日

インドの”ノープロブレム”

日本の常識は外国の非常識 ということについて
インド編です。

私もまだインドまでは行ったことありません。
ラングランドで出会ったヒンドゥー語の先生や生徒さんをとうして
(以前は存在してました)ので、時間の感覚等がかなり違うんだな
ということは感じていました。もし違いを”大らかさ”、で表現するなら
欧米先進国の海外感じる違い、とも並外れてるようですね。

ご存知の人も多いかと思いますが
五木寛之が73歳で、ブッダの足跡をたどって
インドの過酷な旅をした旅日記の”仏教への旅”という本。
その中から、”ノープロブレム” の章を少し紹介します。
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つくづく感じたのは、目先の変化があってもこの国の人々は変わらないということだった。世界の4大文明の1つであるインドのインダス文明は・・今から4千年以上前に
さかのぼる。
このように時間の観念ひとつとっても、インド人と日本人との差は歴然としている。
飛行機が2・3時間遅れるなどということは、インドの悠久の歴史からすれば、
取るに足らないことなのだ。

トラブルがおこるたびにいちいち苛立つ日本人に対して、それが
どうした"ノープロブレム”と平然と胸とはっているインド人の方が、
次第に堂々とみえてくる。

ホテルの部屋の鍵がこわれていて、ドアが閉まらない、それがどうした。
シャワーのお湯がでない、それがどうした。
着くべき荷物が見当たらない、それがどうした。
ダブルブッキング?それがどうした。
ノープロブレム !いつかはなんとかなるだろうーーーーーー。

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すごいですね〜〜〜〜
これを読むと、ちょっとくらい郵便物が遅れたからといって
いらいらする自分はまだまだ小さい!?!?

ただ・・当スクールは1時間レッスンきっかりで
少しでもずれると、次のレッスンがどんどんずれていって
大変になるので、生徒さんは100%ご承知のように
非常ーーーーーに、時間に正確です。
先生も!!!!!!

ダブルブッキング?どうする?
もしも、インドに当校ラングランドを設立したらどうなるんでしょうね。
考えただけでも、背筋が寒くなる
ブラックジョークです。
(案外生徒さんも平気で、それでまわっていくのかな?
スタッフも平然???エーーー全体はどうなるの!!)

ただ、自分の知ってる世界なんて、まだまだちっぽけで
甘いなあ、とこの本よんでると感じさせられます。

p.s.(ちなみにヒンズー語はいろいろあり、現在は
ラングランドでは開講していないことご了承ください。笑)




langlandwaiwai at 10:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!何でもない話