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「助産師外来」の設置、県中央病院は見送り

2007年12月12日

 医師不足の産科医療を充実させるため、県内でも設置が進められている助産師外来で、横内正明知事は11日、県立中央病院(甲府市富士見1丁目)への設置は見送る方針を示した。県議会の代表質問で、フォーラム政新の木村富貴子議員に答えた。

 同病院は県内唯一の総合周産期母子医療センターに位置づけられ、容体が危険な妊婦や新生児を24時間態勢で受け入れている。横内知事は助産師外来について、「当面は通常の出産を多く扱っている他の医療機関に導入を促していく」と答弁した。県内では、山梨大学医学部付属病院が7日から、助産師外来の診療を始めている。

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